冬の雑木林-1 (2002.2.3)

里山の生物学

里山の雑木林には、冬でもいろんな生き物がいます。
葉がすっかり落ちた頃に探しにいってみました。
冬から春にかけては、ヘビや毒虫もいなくて安全です。

「みのむし」は「ミノガ」というガの幼虫です。
メスは成虫になってもみのから出ずにおすが飛んできて交尾を
します。
幼虫をみのから出して毛糸クズや紙屑と一緒にしておくと
色とりどりのミノを作ります。

これは羽化したあとの「ヤママユガ」のマユです。
よく見ると上部に穴を開けています。
カイコから生糸(絹)をとるのはよく知られていますが、以前は
クスサン」「シンジュサン」などの大型のガからも糸を
とっていました。

ヤママユガについて
ヤママユ(ガ)は天蚕とも呼ばれ、生糸は高級品です。
とても美しい緑色をしています。

上/クスサン(スカシダワラ)/成虫/幼虫
下/シンジュサン/成虫/幼虫

※シンジュサンはヨナグニサンに似ている
大型のガです。

エノキの根元の葉っぱの裏には、
わが国の国蝶「オオムラサキ」の幼虫が
いました。左下幼虫/右下は「ゴマダラチョウ」の幼虫
違いがわかりますか?
(背中のとげに注意してみてください)
下の右はゴマダラチョウの成虫

左の大きいのがゴマダラチョウ(ツノからしっぽまで2センチ)
右の小さいのがオオムラサキの幼虫。
ゴマダラチョウは春と夏の2回、成虫になるのでこの時期の幼虫は
大きいのです。夏が近づくころには今度はオオムラサキの方が
大きな幼虫になります。

カメムシ(葉の裏)やクワガタの
幼虫(朽ち木の中)も
春をじっと待っているのです。



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