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都市名 トロント
唯一の観光地CNタワーは
入場料高く登らず。。。


訪問日(滞在日数)

2008年6月30日~7月2日

宿泊先(金額)

カナディアン バックパッカーズイン (カナダ$25、1泊、ドミ)
ニールウィックサマーホテル (カナダ$62、1泊、ツイン)

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カナダ最大の都市、トロント。といっても見どころは600mの高さを誇るCNタワーぐらいで町の中心部も人口規模の割にはそれほどおおきくない。それでも、せっかくカナダ入りをしたので、2泊することに。そして2日目は偶然にもカナダデー(カナダの独立記念日)。

湖畔をウォーターフロントでは、祭日を楽しむ家族連れがいて、繁華街でもパレードや屋台が出ています。みんなカナダの国旗をつけていて、幸せそうな顔をしていました。

お薦め場所

湖畔のウォーターフロントはのんびり出来てGood!

総合☆ ★★★☆☆ 観光地としての見どころは少ない
区間(時間) 2008年7月1日 トロント~ナイアガラフォールズ 2時間
初のグレハンにて移動
交通機関(種別、金額)

バス(座席、カナダ$16.43)

コメント

トロント中心うにあるバスターミナルから乗車。計画都市だけあって、中心部のターミナルを出ると、あっという間にハイウェイに乗り、湖沿いにバスは走ります。

ナイアガラフォールズまでは2時間と聞いていたけれど、1時間30分ほどでバスターミナルに到着。路線バスで宿に向かうが、バスのドライバーが乗り換えをとても親切に案内してくれるばかりか、乗り換えるバスに無線で連絡を取ってくれて、手助けしてくれたことが印象深かった。

総合☆ ★★★☆☆普通に快適
都市名 ナイアガラフォールズ
滝とそこに突っ込む霧の乙女号


見学にはずぶ濡れ必死です。
訪問日(滞在日数)

2008年7月2日~7月4日

宿泊先(金額)

ライオンズバックパッカーズ  (カナダ$25、2泊、ドミ)

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世界3大瀑布として有名なナイアガラフォールズは、その名前がそのまま町の名前。100mくらいのメインストリートには蝋人形館やら観覧車やらびっくり館やら、滝を見に来ているのに何で???という、あまりセンスの良くない観光客向けの施設が乱立しています。

こんな町だけれど、滝に行くとさすがにすごい。有名な霧の乙女号で滝つぼ近くに行ってビショビショになるのもよし、上からその小さな観光船が滝つぼに飲み込まれていくのを見て、滝の大きさを感じるのもよし。メインストリートは無視して、滝のスケールを感じて楽しみましょう。

お薦め場所

やはりナイアガラフォールズはすごい

総合☆ ★★★☆☆ もう少しセンスのいい観光地になってくれると。。。
区間(時間) 2008年7月4日~5日 ナイアガラフォールズ~バッファロー
5時間(入国審査待ち時間を含む)
2008年7月4日~5日 バッファロー~ニューヨーク 
6時間30分

独立記念日の
フェスティバル会場
交通機関(種別、金額)

自家用車に同乗(無料)
バス(座席、US$75)

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ナイアガラフォールズの宿で同宿となった、アメリカ永住権を持つ日本人とその娘さんの車に、アメリカ側の町、バッファローまで乗せていってもらえることに。

カナダ出国はまったく問題なく通過し、問題のアメリカの入国審査へ。僕らのような長期旅行者にはアメリカ入国はなかなかネックとなっていて、運が悪いと入国拒否もありうる難関。待合室で1時間以上も待たされ、ようやく審査へ。アメリカ国内で、どれぐらいの滞在予定なのか、どこを周るのかといった一般的な質問から、今まで行ってきたルートや今回の旅行資金をどのように貯めたのか、などの質問へ。前職の会社の主な取引先まで聞かれたのは初めてでした。そしてパキスタンやシリア、イエメンなどのイスラム諸国を回ったのが気になったらしく、こんなやり取りが、、、

審査官 「パキスタンで友達は作らなかったのか」
Jun 「友達は出来なかった」
審査官 「どうして作らなかったんだ?」

なんとも馬鹿らしいやり取りですが、こんなやり取りを延々と行いました。そして手持ちの荷物も見られ、手帳の中身一枚一枚をチェック。そして時間が過ぎて国境について4時間以上が過ぎたころに、ようやく入国の許可が!いろいろな国境を通ってきましたが、自由の国アメリカの入国が一番大変でした。。。

ちなみに入国日は7月4日、アメリカ独立記念日でした。バッファローと言う小さな町でも、地元のバンドがステージにのぼり、地元民が芝生でくつろぎながら聞いています。そしてそのバックには大きな大きな星条旗が。

ちなみにNYへはグレハンの夜行バスで向かいます。独立記念日を祝っていた多くは白人でしたが、この夜、夜行バスに乗る多くは黒人。いろんなことを考えさせられるアメリカ入国日となりました。

総合☆ ★☆☆☆☆自由な国は入国がたいへん!!
都市名 ニューヨーク
世界の金融の中心
ウォール街



黒人たちのゴスペルミサ
訪問日(滞在日数)

2008年7月5日~7月8日

宿泊先(金額)

うちのドミトリー(US$28、3泊、ドミ)

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ニューヨークといえば、いろいろな意味で世界の中心といえる大都市。有名なタイムズスクウェアやウォールストリートは確かにその片鱗を垣間見ることが出来たような気がします。

それでも、この町でもっとも興味深いのは、人種のるつぼといわれるアメリカの多様性と貧富の差を見ることができること。中華街やリトルイタリー、ハーレムなど少し違うブロックに入るだけで、建物の雰囲気、歩いている人の様子などががらりと変わります。そしてこのエリアの違いで驚かされるのは貧富の差。

僕らはハーレムに近い日本人宿に泊まっていましたが、ここからタイムズスクウェアなどの豪華な繁華街までは地下鉄で一本。時間にして15分ほど。たった15分なのに違う国に来てしまったと思うぐらいに雰囲気が変わります。そして日曜日にハーレムの教会で行われるミサのゴスペルは必見。解説無しで貧困層の黒人たちの現状を感じることが出来ます。

お薦め場所

ハーレムの日曜ミサのゴスペル

総合☆ ★★★★☆ いろいろと考えさせられる街です
区間(時間) 2008年7月8日 ニューヨーク~ワシントンDC 4時間

交通機関(種別、金額)

バス(座席、US$40)

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NYのマンハッタンにあるバスターミナルから乗車。ちなみにここのバスターミナルはとても巨大。乗り場がなんと3ケタ台まであるほど。買うときに乗り場を聞いておかないと迷いそうになる。NY~ワシントンDC間はかなりの頻度でバスが出ているものの、けっこう混んでいる。グレハンは指定席ではないので、こういったときにちょっとこまる。

無事に座席を確保して、乗車。バスは快適にハイウェイを進むが、このあたりはちょこちょこ料金所があり、高速が有料道路となっている。アメリカの高速道路といえば無料と言うイメージを持っていたのでちょっと意外な感じがした。

総合☆ ★★★☆☆
都市名 ワシントンDC
アメリカの国会議事堂


郊外にある航空宇宙博物館には
原爆を投下したエノラゲイが展示
訪問日(滞在日数)

2008年7月8日~7月11日

宿泊先(金額)

キャピトルシティホステル (US$23、3泊、ドミ)

コメント

アメリカの首都、ワシントンDC。ホワイトハウスや国会議事堂など首都らしい見どころも多数ありますが、ここの見どころはなんといってもスミソニアン博物館群。航空宇宙博物館や自然史博物館などがなんと全てタダ!もちろんアメリカの威信をかけて?レベルは世界最高水準で見ごたえアリです。

そしてちょっと町外れにいくと、アメリカと言う国をさらに理解できます。というのも、ある道路を境にして町の雰囲気ががらりと変わります。
一方では古い建物ながらも清掃も行き届いた整然とした街並み。もう一方では、老朽化ばかりが目立ち、なんだか乱雑に散らかった貧民外が広がります。そしてそこに住んでいるのは圧倒的に黒人が多数。

首都なんだからとても人工的で、高級住宅街ばかり続くと思いきや、ここでも貧富の差を目の当たりにしました。

お薦め場所

スミソニアン博物館群

総合☆ ★★★★☆ 見どこと多数!
区間(時間) 2008年7月11日~12日 ワシントンDC~ナッシュビル 20時間
ハイウェイ沿いでバスが故障。。。
交通機関(種別、金額)

バス(座席、US$98)

コメント

グレイハウンドで内陸の町、ナッシュビルを目指す。ワシントンDCのバスターミナルは金曜日ということもあってか、とても混んでいる。特に僕らの向かうナッシュビル方面は長蛇の列。早めにいっていたので、なんとか座席を確保。それでも別々に座らなければならない状態でした。

バスはハイウェイをひたすら走り、順調に進んでいく。乗ったのが22:00ごろというのと、なぜか読書灯がつかないというのもあって、すぐに寝てしまう。

23:30ごろにリッチモンドに到着。ここで「再搭乗」という意味不明なことを行う。これは一度、乗客が全員外に出て、時間がきたらまた同じバスに乗り込むというもの。グレイハウンドはこれが結構あるようで、そのたびに降車し、バスターミナルで待機し、乗車をする。結局、なんのためにするのか、分からないままでした。

リッチモンドでの再搭乗も済ませ、また眠りの世界へ。

朝の10時ごろには1つ手前の町に到着。ここで軽い朝ごはんを食べ、ナッシュビルまであと1時間30分ほどのハイウェイでバスがいきなり故障。ちょっと悪い予感を感じつつも、まあグレイハウンド(アメリカ最大手のバス会社)だし、1時間も待てばすぐに代車が来てくれるだろうと、軽く考えてしまったのは大きな間違いでした。

まず来たのはバスの修理屋。ここまでで約2時間。これだけでも十分長いのに、結局、1時間ほどエンジンを見た挙句に、直せないという結論が出たのか、去っていきました。そこからさらに1時間。バスのドライバーからは代車が来るのか来ないのか、何時来るのか、といった正確な情報はなく、しかも周りにお店もなにもないハイウェイ上。空腹と暑さとで乗客の不満も募って、トゲトゲしい雰囲気が広がります。

途中で善意の?人がつめたい水を運んできてくれたものの、まさに焼け石に水。はっきりしないドライバーと怠慢なサポート体制としか思えないグレイハウンドに怒りの気持ちがわいてきます。結局、代車が来たのは故障してから7時間後。昼の12時には着く予定だったバスがナッシュビルに着いたのは夜の7時。

まさか世界のトップを行く先進国アメリカでこんなしんどい移動が待っているとは。。。長い長い1日が終わりました。

総合☆ ☆☆☆☆☆この旅始まって初の★ゼロ!!ここは先進国か?!
都市名 ナッシュビル
川沿いの穏やかな町


まっ昼間からバーでは
カントリーのライブ
訪問日(滞在日数)

2008年7月12日~7月13日

宿泊先(金額)

ミュージックシティホステル(US$25、1泊、ドミ)

コメント

NY、ワシントンDCとメジャーな都市だけではつまらないということで、訪れたナッシュビル。

ほとんど下知識なく、ただカントリー音楽で有名というイメージだけで訪問。実際に行ってみると、まさにカントリーの町、そのもの。

小さなダウンタウンにはカフェやバーが並んでいて、昼間だというのにお店の中でミュージシャンが生演奏&カントリー音楽を熱唱。地元のお客さんと観光客が半々くらいで、それを聞いています。しかもテーブルチャージもなく、ライブの台も奥まったところではなくて、むしろ逆の一番入り口に近いところで距離が近い。ローカル色満載のでなんだかのんびり出来るところです。

きっと何十年も昔から変わっていないんだろうなあと感じさせる町でした。

お薦め場所

ダウンタウンのバーに入るだけ!

総合☆ ★★★★☆ のんびりしていて良い町
区間(時間) 2008年7月14日 ナッシュビル~デンバー 4時間30分
2008年7月14日 デンバー~ラスベガス 2時間

アメリカの大平原をひとっ飛び!
交通機関(種別、金額)

飛行機(エコノミー、$136)

コメント

当初の予定では陸路にてアメリカを横断する予定だったが急遽変更。というのも、原油高騰を受けてか、予想以上にバス代が高いのと、アメリカ中部にはバックパッカー向けの安宿が少なく、しかも治安の悪い都市が多いというのが理由です。そしてネットにて格安航空券を探していると、ナッシュビルから、なんと$136でラスベガス行きのチケットを発見。すぐに購入です。さらに宿代を浮かすために、空港泊狙いの早朝6時発の便です。

前日の夜、22時ごろにナッシュビル空港に着きましたが、ここは深夜早朝の発着がないためかなり閑散としています。それでも締め出されることなく、空港内で一夜を明かし無事に搭乗です。Frontierという日本では全く聞いたことのない、航空会社ですが、普通に快適(機内サービスはもちろん有料)。さすが空路が発達しているアメリカです。空港泊といってもほとんど寝ていないので、離陸とともにすぐに眠りの世界へ。気がつくと乗り換え場所のデンバー上空です。

デンバーにて3時間ほどの乗り換え時間の後、ラスベガスへ。窓の外には雪をかぶったロッキー山脈や荒涼とした砂漠を見ることができます。ただ、こちらの便は離陸と着陸の際にかなり揺れました。安かったからではなく、ただの気流の乱れであったことを祈りたいです(苦笑)。

ちなみにラスベガスの空港ではさっそく、スロットマシーンがお出迎えです。

総合☆ ★★★☆☆バスより飛行機!これもアメリカ!
都市名 ラスベガス
夜のダウンタウンは
ネオンで昼間のように明るい



新市街のストリップは
テーマパークのよう(左億はエッフェル塔)
訪問日(滞在日数)

2008年7月14日~7月17日
2008年7月30日~8月1日

宿泊先(金額)

ベガスクラブ(US$20、3泊、ツイン)
ベガスクラブ(US$25、2泊、ダブル)

コメント

カジノの街といえば、アメリカ、ラスベガス。目を血走らせたギャンブラーがたくさん集まっているのかと思いきや、ここは大人のためのディズニーランド。もちろんカジノやバーはいたるところにあるけれど、日本の夜の繁華街のように酔っ払いがウロウロしているという感じはまったくありません。

ここは人々を楽しませるために、とにかく真面目にバカなことをお金をかけてしている場所なんです(その原資はギャンブラーが落として行ったお金なのは確かですが、、、)。大掛かりな噴水ショーやアーケードの天井を使った光のショーがあったり、ピラミッドやエッフェル塔、NYの摩天楼などを模した建物がどかどか建っていたりします。

ラスベガスの賢い滞在方法はギャンブルはせずに、このエンターテイメントの部分を楽しむことかもしれません。無料のショーや大きなホテルを回るだけでかなり楽しめます。ちなみにホテルも豪華ホテルを望まなければ激安です。1部屋$20は他の町のホステルでのドミトリー1人分よりも安い!長期旅行者にとっては意外にも腰を落ち着けてゆっくりとできる町なのかもしれません。

お薦め場所

ダウンタウンのホテルは格安で宿泊可!

総合☆ ★★★★★ ギャンブル無しのラスベガスは穴場です。
アメリカ国立公園レンタカー周遊

■レンタカー料金
2週間でUS$870。そのうち保険代が約US$500もする。日本で言う自賠責保険などが高くつくので、結果的には他の国で借りるよりも割高に感じた。

■ガソリン代
僕らが旅した2008年8月は折りしも原油高騰真っ只中。そのため安い安いといわれたアメリカのガソリン代も115円/リットルぐらいにまで上昇(4US$/ガロンぐらい)。ヨーロッパや日本よりもかなり安いけれど、動く距離が半端なく長くなるので、けっこう痛い出費に。ちなみに高騰前は30円~50円/リットルだったらしい。

■道路事情
もちろん主要道路は完全舗装。日本の舗装路に比べればラフなところはもちろんあるけれど、交通量も少ないので、走りやすい。高速道路はもちろん無料。一般道で時速55マイル前後(時速90キロ)、高速道路で時速70マイル前後(110キロ)が制限速度。街中の徐行運転は、日本よりもかなり徹底されていて、みんなノロノロ運転。これに関しては警察の取り締まりも厳しく、すぐに目をつけられるので注意!

■走行距離
14日間で走った距離は、だいたい4200マイル(約6700km)。ちょうどヨーロッパで14日間で4200kmをはしったので、kmとマイルの関係そのまま、1.6倍ほどを走ったことになる。とにかく大きくて、隣町までも大体、100マイルほどがあるのは普通。地図上で計画を立てるときには、この大きさの違いが読めなくて、ムリな計画を立てがちになるので注意。

■お勧め国立公園ランキング
1位 グランドテトン
2位 グランドキャニオン
3位 デスバレー
今回のドライブで周った国立公園は全部で7箇所。日本でも有名なイエローストーンやヨセミテも、確かに素晴らしい自然景観を見せてくれたけれど、なにせ人が多すぎる。他のエリアに人がいないので、その混雑振りが浮いてしまいます。そのためそれらの公園はランキング外となりました。

1日目
ラスベガス~フーバーダム~グランドキャニオンNP


 国立公園周遊の初日。まずはラスベガス空港の近くにあるレンタカーセンターにて車を借りる。いろいろなレンタカー会社がひとつの建物に入っている。オフィスで手続きを済ませると、立体駐車場へ行き、車を受け取る、といってもどれかに指定されるわけではなく、ここから好きなものを取っていいよ、と言われるだけ。しかもそこにあるのは、セダンあり、バンあり、スポーツカーありと様々。まあ2人なので、一番、燃費のよさそうなセダンタイプを選ぶ。

 高速道路に乗る前にスーパーへ寄り買出しをしてから、昼過ぎにグランドキャニオンへ向かう。途中にフーバーダムを通るが、渋滞が起こるほどの混雑しているので通過するのみ。そのあとはひたすら車を進める。地図で見ると近いようでも、ラスベガスからグランドキャニオンは約500kmもある。グランドキャニオンのキャンプ場には夕方到着。夕日が落ちる時間には間に合って、テント設営後、キャニオンに落ちる夕日を堪能。夜も月明かりのキャニオンを見にいくが、遠くの稲光がすごく、不思議な光景を見ることができた。





夕暮れのグランドキャニオン


2日目
グランドキャニオンNP~セドナ~フラッグスタッフ近郊
 

 朝、グランドキャニオンのトレイルを少し歩く。下まで降りると1500mほどの高度差があるが、300mほど降りたところで引き返す。ちょっと降りるだけでも風景が変わっていくのは面白い。それでもトレイルは日差しをさえぎるものがないので、1500mも登り返すのはかなり酷だと感じる。実際に、水や体力が尽きて、動けなくなる人が出ているという警告がトレイルの入り口にあった。

 グランドキャニオンの淵に沿って、東へ進む。国立公園からは外れるが、フラッグスタッフまでの道もなかなか景色がよい。フラッグスタッフから南へ下り、ネイティブアメリカンの聖地と呼ばれるセドナへ。赤色の奇岩が続くさまは、面白い景色だが、アメリカン向けの観光地化がかなり進んでしまっていて、聖地という神秘性は感じられなかった。フラッグスタッフに戻る途中のキャンプ場に泊まる。





ちょっとだけグランドキャニオン内を
ハイキング




セドナは赤茶けた奇岩が続きます。
3日目
フラッグスタッフ近郊~化石の森NP~ギャロップ
 

 まずむかったのは大昔に隕石が落ちて出来たといわれるクレーター。荒涼とした中に小高い丘が見えてきて、それがクレーターの外縁。中のクレーターを見るには入場料が必要で、それが高い!ひとりUS$15!!さんざん悩んだ挙句、結局、外を見るだけにすることに。。。

 次に行った化石の森NPはなかなかお勧め。大きな国立公園だが、あちらこちらに木の化石がごろごろしている。期待していなかっただけに、けっこう満足。

 その後、キャニオンデシェリーを目指すが、途中の宿がはっきりしないので、いったんニューメキシコの町に入り、モーテルに泊まる。キャンプ場よりはもちろん高いが、やはり快適。





クレーターの周りはこんな景色が続きます。


化石の森NPにて
4日目
ギャロップ~キャニオンデシェリーNP~モニュメントバレー


 キャニオンデシェリーまでは予想以上に時間がかかり、昼近くなってから到着。キャニオンデシェリーの谷の中には入らず、上から見下ろしただけだったけれど、谷底には緑が多く、崖の途中には洞穴があり、そこに先住民の住居跡を見ることができる。なかなか見ごたえあり。

 その後はモニュメントバレーへ向かうが、だんだんと天気が悪くなり、バレーの入り口に着くころには真っ黒い雲と強風、砂漠で乾燥した赤土、というイメージとはまったく違った天気になってしまいました。キャンプ場も見つかったので、ここで一泊して天気待ち。世界的観光地だけあって、ここのキャンプ場はにぎやか。





キャニオンデシェリー


モニュメントバレーは
意外にも雨
5日目
モニュメントバレー~アーチーズ~グランドジャンクション


 一泊して待った甲斐があり、そこそこの天気まで回復。北へ少し進んで振り返ってみるとまっすぐな道に奇岩が並ぶ、おなじみな風景。ベタだけれど、バランスが取れた景色でやはりきれい。

 そのあとはアーチーズNPの入り口まで行くも、時間がなく公園には入らず。それでも公園の外にある天然のアーチをみて満足。コロラド州に向かうため、コロラド河沿いの道を通るが、ここの景色がGood!

 コロラド州に入り、今晩の宿泊地と考えていたグランドジャンクションに着くが、宿探しに苦戦。グランドメサという山岳森林公園までいくも、まともなキャンプ場がない。それでも、この公園、高山植物が咲き乱れてて、また展望台からはグランドジャンクションの町を見下ろせて、なかなかよい場所だった。結局、グランドジャンクションまで戻り、手ごろなキャンプ場を発見し、宿泊。





モニュメントバレーの御馴染みの景色


コロラド河を下ってコロラド州を目指す
6日目
グランドジャンクション~テルモポリス
 

 今日はイエローストーンに向けての約500マイル(800km)の大移動。ハイウェイからはすぐに離れ、一般道で北へ向かう。コロラドというと、ロッキー山脈を代表とする山岳景観を思い浮かべるけれど、このあたりは山も険しくなく、走るにつれて、荒野から緑の丘、放牧場、また荒野といったように景色がどんどんと変わっていくのが面白い。さすが運転に飽き飽きしてきた頃に、イエローストーンまで100マイルのところのテルモポリスという温泉の出る街に到着し、宿泊。この日は夕方で公営浴場は終わっていたので、温泉は翌日に持ち越し。





こんな道をひたすら進みます
7日目
テルモポリス~イエローストーンNP~チコホットスプリング
 

 朝、温泉に入りに行く。州立公園内にある公共浴場だが、大きな露天風呂のような作りで気持ちが良い(もちろん水着着用だけど)。泉質は硫黄泉で、この臭いをかぐと、なんとなく日本を思い出してしまう。

 入浴後は、イエローストーンへ。公園の中に入ると、まず驚いたのは人と車の多さ!!広大な公園なのに、ちょっとした渋滞が出来てしまうほどの混雑ぶり。ガラガラの道を進んできただけに、このギャップにはちょっと戸惑う。それでもイエローストーンの規模の大きな森林風景や、バッファローなどの野生動物の観察はなかなか面白い。

 今日のキャンプ予定地へ行くと、すでにいっぱいとのこと。まさか数百張りできるキャンプ場がいっぱいになるとは。。。仕方なく公園の外にあるチコ温泉まで走る。

 温泉のあるロッジはいっぱいだったけれど、近くにあるキャンプ場を紹介してもらう。行ってみるとイエローストーンリバーのすぐ脇で、なかなか雰囲気よし。夜になり温泉にはいってゆっくりしようと、その温泉ロッジに行くも、中の温泉プールはまさに芋の子を洗うような状態!それでも温かいお湯に浸ると疲れが取れていくように感じるのは日本人だからか。





公園内、バッファローがくつろいでいます


公園外、馬がくつろいでいます


どちらものどかな風景
8日目
チコホットスプリング~イエローストーンNP~グランドテトンNP


 今日はみっちりイエローストーンNPの観光。イエローストーンNPは間欠泉や熱水の吹き出し口があちこちにあって、見どころになっている。確かに周ってみると、オレンジや黄色、そして鮮やかなコバルトブルーの泉はなんともいえない美しさ。数十メートルの高さに吹き上がる間欠泉は時間が合わなくて見ることはできなかったけれど、けっこう満足な観光となりました。

 夕方になり今日のキャンプ予定地、グランドテトンNPに向かうが、ここのキャンプ場もなんといっぱい。改めて人の多さに驚きです。結局、1つ前のキャンプ場へ引き返し、ここで宿泊。といってもここも僕らが入った1時間後にはいっぱいの状態に。。。熊注意の看板が多く立ち、国立公園内で泊まっていることを実感。





水は干上がっているものの
石灰棚もあります


熱泉の色はなんともいえない美しさ
9日目
グランドテトンNP~ソルトレークシティ~トゥーレ
 

 朝、早めにキャンプサイトを出発。天気はなかなか良い。このグランドテトンNPはイエローストーンの南隣に位置しているものの、山岳景観を売りにしているのが大きな特徴。4000m級の岩山を湖越しに見ることができます。いくつかのViewPointで景色を楽しんでいると、あっという間に時間は過ぎて、結局、公園を出たのはお昼ごろに。アメリカは国立公園までもが巨大なので、気を抜くとあっと言う間に時間が過ぎてしまう。

 公園を出て、少し車を走らせて田舎の町で昼食。ここのレストランがまさに、アメリカ!といった感じで面白かった。内装は「USA」の文字ばかりで愛国心いっぱい!注文したハンバーガーやサンドイッチも巨大で、見るからにハイカロリー。おいしくいただきました。

 田舎道をさらに進み、ハイウェイに乗って、ソルトレークシティに到着。このドライブで唯一といってもいい「都市」に到着だけれど、キャンプ場は高すぎて、ちょっとショッピングをしただけで、近くの町まで走り、そこでキャンプ。





朝のグランドテトンNP


アメリカらしいカフェで昼食
10日目
トゥーレ~ウィネムカ

 
 この日はヨセミテまでの大移動!と張り切っていたものの、ここまでの強行日程が功を奏して?か予備日がまだあまっている。そして疲れもたまっているということで、昼ごろにはハイウェイ沿いの途中の町でモーテルに早めにチェックイン。英気を養いました。それでもこの日の移動距離は約500km。アメリカ、やはり大き過ぎです。





ソルトレークシティの近くにある
塩湖はさすがに広大!
11日目
ウィネムカ~ヨセミテNP近郊


 いよいとヨセミテ、といってもこの日も400km走ってようやく公園に到着。イエローストーンNP以上に人が多いようで、ビジターセンターで聞くと公園内のキャンプ場はすでにいっぱい。ということで、来た道をたどり、またもや公園外にてキャンプ。ただ意外にここのキャンプ場がいいところで、山に囲まれた湖を見下ろす場所にあって、気持ちのいところでした。




途中に寄ったゴーストタウン
といってもけっこう観光客が多かった
12日目
ヨセミテNP近郊~ヨセミテNP


 今日は昨日、行けなかったヨセミテNPの中心部、ヨセミテバレーへ行く。僕らが行った時には、公園の外で山火事が起こっていたようで、なんだか霞がかかったような天気。そのため、公園内の電気や水道が通常通り提供できなくなっているとのこと。まあ幸か不幸か、そのためにキャンプ場にもかなりのキャンセルが出ているようで、午前中にキャンセル待ちのリストを書いて、午後に無事にヨセミテバレー内でキャンプを張ることが出来た。

 霞が掛かっているものの、やはり世界のヨセミテNP。エルキャピタンをはじめとする岩山の山岳景観は素晴らしい、、、けれどやはりここも人が多く、日本の上高地以上に観光地化が進んでしまっているのが残念。ちなみにアメリカの国立公園はキャンプ場であれば火を起こすことが普通に認められている。数百あるサイトのあちこちでバーベキューが行われている。これが直接的な山火事の元になるとは言わないけれど、日本とのギャップにちょっと驚く。





ヨセミテの見どころは岩山の美しさ


ヨセミテバレー内で無事にキャンプ
13日目
ヨセミテNP~マモスレイクス


 ちょっと早起きをして朝の公園を散策。早起きは三文の得、というけれど、僕らも朝ごはんを食べるムース(鹿のような動物)に遭遇することが出来た。山火事の霞がかった煙も、朝はそれほどではないようで、展望台に登ったり、大きな杉を見に行ったりと、じゅうぶん楽しむことができた。

 お昼過ぎにヨセミテをあとにして、デスバレーへ向かう。といってもこのあたりは町らしいものが少なく、ちょっと走ったマモスレイクスという別荘地のようなところにあるキャンプ場に宿泊。なんだかバブリーな別荘が立ち並ぶ町だったけれど、これもアメリカのひとつの側面か。





バレー内で朝日を望む


ムースも登場

14日目
マモスレイクス~デスバレーNP~ラスベガス


 今日はデスバレーNPを抜けて、ラスベガスまで走る。まずはデスバレーへ。昨日はかなり手前でキャンプしてしまったので、デスバレーの入り口に着いたのは10時を過ぎたぐらい。だいたい標高1000mぐらいのところからマイナス  mまで降りていく。そして走るごとに気温はぐんぐんと上昇。途中で通ったレンジャーステーションで確認してみるとなんと40度以上!あまりクーラーを掛けすぎるとオーバーヒートの危険があるので、窓を開けようとするも窓の外からは乾燥機のような乾いた熱風が入ってくる。車の前に人間がオーバーヒートをしそう。。。それでもここの景色は一見の価値アリ。なにもない広い谷と大きな空は日本では絶対に見れない景色です。

 デスバレーを離れて、標高も上がってくるとようやく一息つける状態。砂漠地帯の道をひたすらにラスベガスに向けて走ります。今回も何事もなく走り終えてよかったよかった。





デスバレーはその名に負けず
干からびた灼熱の土地が広がります



気温計はなんと約45℃!
区間(時間) 2008年8月1日~2日 ラスベガス~エルパソ 18時間
2008年8月2日 エルパソ~チワワ 5時間30分

交通機関(種別、金額)

バス(座席、US$73)
バス(座席、US$30)

コメント

ラスベガスを後にして、メキシコ国境の町、エルパソへ向かいます。前回のグレハンではひどい目にあったが、今回のバスも古い感じ。砂漠地帯を走るハイウェイにある長い坂を息を切らしながら上っていきます。どこかでまた故障するんじゃないかとビビリながらも、バスは走り続け、乗り換え場所のフェニックスに無事に到着。

1時間半待ってエルパソ行きのバスに乗り換えます。ちなみにフェニックスのバスターミナルにはラスベガス周辺にはあまりいなかった黒人がウロウロ。やはり南に下ってきたと実感します。

0時近くに乗り換えのバスが到着するも、ほとんど満席状態。それでも運よく隣り合わせの席は確保できた。今回に限らず、グレハンは満席の状態で走らせていることが本当に多い。もちろん夏休みシーズンで人が動いているということもあるけれど、バスのキャパシティ以上にチケットを売っている気がする。それでとりあえずいっぱいになるまで客を詰め込んで、席が足りなくなれば仕方なく増便するといった感じ。もちろんそれに掛かる時間は、そのまま乗客の無駄な待ち時間に変わる。まあ最も安い移動手段であることに変わりはないので、文句は言えないが、サービスレベルを日本人の常識レベルにまでは上げてもらいたい。

エルパソまではしっかりと熟睡。エルパソのバスデポ国境のすぐ目の前で、もちろん歩いてもメキシコへ行ける。ただ、メキシコ側の町は治安もよくないという噂。聞いてみると、降りたバスデポで僕らの目的地

メキシコのチワワまで国際バスが出ているとのこと。どうもラスベガスから通しでチケットは買えたらしい。メキシコの国境ではツーリストカードの取得がめんどくさい、と聞いていたが、通常の入国手続きと変わらない。すんなり入国できたが、審査官の足元には靴磨きのおじさんが、審査官の機嫌をとるようにしながら靴を磨いている。なんだか国違いを感じる光景です。

ちょっとぼろくなったハイウェイをバスは快適に走る。車内のTVでは映画も流れるし、グレハンよりも快適かも?夕方ごろ、長い移動が終わり、チワワに到着です。

総合☆ ★★★☆☆