
シチズンシップ教育(citizenship education)は、めまぐるしく変化し続ける現代社会にあって、子どもたちが将来、市民としての十分な役割を果たし得るよう、知識、態度、スキルを体得させるための教育として、近年、欧米諸国で関心を集めている。
とりわけ、80年代以降、深刻な不況によって若年失業者が増加し、将来への展望を失った若者たちの暴力、社会的無関心が重大な問題となるなかで、「彼らに、社会的責任、法の遵守、地域やより広い社会と関わることの重要性を教えなくては、民主主義社会の将来はない、」との危機感が(国家機関の中で)広がったことが背景にある。
http://www.citizenship.jp/citizenshipedu/citizenship-edu.htm
そのようないきさつもあって、「シチズンシップ教育」は若者に「社会的、倫理的責任」を持たせるための教育として理解されやすい。また事実、発想の出発点にそのような性格があったことは否定できないであろう。