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皆様に東京・造園の且l季庭をより深く知ってもらうために、インタビュー形式で社長がお答えします。 |
造園の仕事で一番うれしいことは何ですか?
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庭造りを通して、お客様と出来上がった喜びを共有できることです。
造園という職業は、お客様から、自己の内面を表現する事を許された数少ない仕事のひとつです。
お客様の価値観、大切にしているもの、思いを共有できる、喜びの多い仕事だと思います。
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造園の仕事に向いている性格はありますか?
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造園、すなわち庭造りというのは、建物・茶道・華道・植物・芸能など・・・様々な要素が必要なので、幅広く興味を持てる人が
向いているでしょうね。
お客様に対して誠実に対応できる人、また体を動かすのが好きな人も向いていると思います。
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造園に対しての社長のこだわりはどのようなことですか?

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お客様の意向やイメージを再現するのはもちろんですが、造園のプロとして、お客様が自分自身でも気づいていない
心の奥に眠る懐かしさやぬくもりを庭に表現したいと思います。
1本の木にも歴史があります。新しく作った庭だけど、年月が経てるような懐かしさ、ぬくもりを感じれる庭を造ること。
実際には建物を建てた後に造園しますが、逆に景色のよいところにその建物を立てたような印象になるような、
周りの景色と馴染んで、不自然さがない庭を造ることを心がけています。 |
お客様アンケートから100%のお客様が、"仕事の丁寧さ"、"職人の対応"に対して「満足」
もしくは「ほぼ満足」と答えていましたが、プロの庭師として、なにか工夫があるのでしょうか?
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当社はお客様との信頼関係を大切にしています。 そのため、お客様に専属の担当者をつけるようにしています。
そうすることで担当者は「会社のお客様」というよりも「自分のお客様」という意識が強くなり、よりよい関係を築けるのです。
お客様と担当者のコミュニケーションを丁寧に大切にすることが良い仕事をすることにも繋がっていくのです。
また、四季庭の職人はそれぞれが常に知識を深める努力をし、造園のプロとして誇りを持って仕事をするように心がけています。
そういった造園に対する誠実さ、真摯に造園に向き合う姿勢がお客様にも伝わるのかもしれません。 |
庭造りで影響されたことやものはありますか?

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親方や師匠の庭や造園に対する取り組み方や考え方にはとても影響を受けました。
技術を口で教えてくれるのではなく、職人ですから、「物を作るのはこういうこと」という心の持ち方を日常の仕事を通して
示してもらいました。
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造園業のおもしろさとは何ですか?

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園芸は個々の花を「きれいな花」と愛でることですが、造園とはそれ以上に心に訴えかける、人間の複雑な感情を
呼び起こさせるものだと思います。
庭造りとは、何も無いところに一つの風景を作り上げ、懐かしさや安らぎといった各人の普段の日常からまた違った
自分を発見できる、きっかけになるものを創る、そこが造園のおもしろいところだと思います。 |
これからオススメの庭のスタイルなどはありますか?
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最近では新しく品種改良された木が多くあります。 例えばそんなに大きくならないシイの木など、庭に植えたいと思っていたけど、
大きくなるから・・・と躊躇していた種類も安心して植えることが出来ます。
伝統と最新技術の両方をバランスよく取り入れたお庭がオススメです。 |
今後の社長の目標を教えてください。
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やはりこれからも一つでもいい庭を残して行きたいと思います。
お客様の価値観も多様化している昨今、さまざまなニーズに真剣に応え、出来ることを全力でやっていきたいと思います。
プロとしてお客様の心の奥深くにある、もはや遺伝子レベルでの懐かしさを感じてもらえるような、生命の源や原点に戻れる、
忙しさの中で忘れていたものを取り戻せるような庭を作っていきたいですね。 |
海外での造園の経験は日本での造園に影響はありましたか?

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各国独自の造園があるので、視野が広がりました。
ヨーロッパでは、皆が一通り意見を出し合って議論して進めて行きますので、短期間での工事の場合は
なかなか仕事が進まず、大変なこともありました。
日本での造園といえば、親方の意見が一番ですので、国による違いは興味深いものがありました。 |
海外での経験が豊富な社長ですが、外国人にぜひ知って欲しい日本の庭のよさはありますか?
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「侘び・寂び」のような日本独自の世界観です。
全てを理解するのは難しいかもしれませんが、こういう世界もあるということを知ってもらいたいですね。
人間は自然環境に影響されて生きていきます。日本の風土に影響された日本ならではの木の使い方や
シンプルな美を心に感じてもらいたいと思います。
蹲(つくばい)、こけむしたひなびた茶室・・・日本独特の美意識を世界に広めれたらいいですね。
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