古典型並四ラジオ






2007-08-15 入手 \7,750円也  構成はMT管並三ラジオ 6BA6-6AR5-5MK9 チェック後通電。鳴る事は鳴った。
正面パネル 入手時
シャーシ 入手時
シャーシ内 入手時









2007-09 1−V−2 として組立開始
【写真 下中】 電解コンの取付穴追加。高一検波コイルはミズホ無線製の340pF用
【写真 下右】 部品の仮置き バリコンは340pFの2連。6SK7-6SJ7-6SJ7-6F6 シリコンダイオード整流 
















古典型並四ラジオ

本当の並四ラジオというのも不自然だけど本来のST管の三極管を使った並四ラジオの性能に昔から興味を持っていた。
以前作った2球の並四型ラジオ はアンテナ線に留意すれば以外と感度が良かったと思う。
残念ながら UY−56、UX−26B、UX−12A、KX−12F がないので貴重なGT管の単三極管を使うことにした。

2009-09-25 並四ラジオとして組立開始

【写真 下左】 入手した経緯が不明な組立説明書。入手したシャーシとは同梱ではなかったと思うが・・・。
【写真 下中】 電源トランスは入手時のものは程度が良いので手持ちのジャンク品に交換した。
           ケミコンは貴重な 6μ、4μ、1μ/300WV 5μ/50WV の並四型

組立説明書はMT管並三ラジオ
正面パネル












【写真 下左】 豆コンの取付る際、茶色リード線端子がアースされないように、軸のワッシャーを忘れないこと。
【写真 下中】 バリコンの取付ビスは極力短いものを使う。長いとステーターに当たる。
【写真 下右】 正面パネルが大きいのでアングルで補強した。
 真空管は 6J5−GT、6J5−GT、6C5−GT、6X5GT。出力管は6C5なので変則。
 6J5、6C5の単三極GT管はゲッターも小さいので、すきずきした電極がまる見えなのでちょっと違和感がある。

豆コンの取付 軸のワッシャーに注意
バリコンの取付 取付ビスに注意
真空管の通電試験









2009-10-26 電源部・音声部の配線完了

 このところ忙しかったがやっとラジオ作りの時間ができたので並四ラジオのハンダ付けを始める。

いつものとおり電源部め音声部から始めた。オール三極管、低周波トランスのラジオなので部品数も少ないので簡単。

1 整流管は6X5なのでシリコンダイオード2本追加してブリッジ型全波整流回路にした。
2 小口径のスピーカーもあり、6,4,1,5μFの整流回路でも思いのほかハム音が小さい。
    自作した手前もあるけど意識しないとハムは苦にならない。
3 出力管として6C5、電圧増幅管はローミューの6J5でも低周波トランス結合のためか音量・利得も充分。
4 当初、低周波トランスは検波段に使うつもりだったけど、トランスだとプレート電圧が高くな鳴りすぎるため変更。

【写真 下左】 通電試験中

【写真 下右】 11月3日文化の日の朝。 昨晩の積雪。どうだんつつじの紅葉と重なった。





11月2日の初雪 記憶に無い程早い










2009-11-10 完成

チェック後 通電 当然のことながら一発起動。電極電圧も正常範囲 抵抗などの修正も不要。

1 思いのほか感度、音量が良い。音質も良い2球の並四型ラジオ にはかなわないが。
 @ 当地は電波状態が悪いので、アンテナ線はコイルの一次側では無理。実用にならない。
 A アンテナ線はバリコン端子に直結にしている。再生過度の発振には要注意。
2 出力管は代用品だけど実用となる音量。出力管のプレート電流は最大規格値の2/3位
3 音量調整はストレートラジオの再生量やRF管の利得調整よりVRは具合がはるかに良い。
4 それなりのケースに入れ、大口径のマグネチックならば十分実用になると思う。

【写真 下左】 わに口のアンテナ線の接続はちょっと危ない。背面のアンテナ線は数十cmの飾り。
【写真 下中】 低周波トランスボリューム、下側のケミコンの右が4mHの高周波チョーク
【写真 下左】 正面パネル。指針の位置と左下のバリコンの羽根に注目して欲しい。540kHzのNHK松本受信中。
  コイルとバリコンは本来の部品だと思っていたが、コイルの巻き数が多いのかもしれない。
  あるサイトではコイルの巻き線を数回ほどくとあったと思うが同様の事例らしい。

試聴中
シャーシ内 AFTを除き中古部品
正面パネル









長年の疑問のひとつが解決した。古典型並四ラジオは家庭用として十分な感度、音量がある。

 『終戦の玉音放送がよく聞こえなかった』 の旨の記述を見たが、当時家庭で汎用されていた並三、並四ラジオが聞こえなかっ
たとは考えられない。感度が悪くて聞こえなかったのではなく、屋外に整列して聞くのは並三、並四ラジオの音声出力では無理
だったのだろう。感度は十分だったが音声出力が足りなかったと思う。