私の愛する双眼鏡たち ピュアオーディオ/AVの部屋 Pioneer(パイオニア) Exclusive(エクスクルーシブ) model 2402

私の愛する双眼鏡たち
The binoculars which I love.

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更新日 2014-04-13 | 作成日 2008-01-26

《スピーカー》
 Pioneer(パイオニア)
 Exclusive(エクスクルーシブ) model 2402

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ついに、念願の パイオニア EXCLUSIVE(エクスクルーシブ) model 2402 を某オークションを通じて導入することができた。

この独特の形に魅せられて、ずっと欲しいと思っていたスピーカーなので、感激もひとしおである。

商品説明に「札幌の某放送局で約20年間使用されていた」とあり、気になったので、具体的にどの放送局で使われていたのか尋ねてみたところ「当商品は札幌のNHKで約20年ほど使用されていたようです。」との回答があった。

う~む、何か由緒正しい(?)ところで長年使われていたスピーカーが縁あって我が家にやってきたのだなと感慨深い思いがする。

内部配線はTAD CGR・1に変更、バイワイヤリング接続やバイアンプ接続が可能なように改造(HF、LF)されているものの、ディバイディングネットワークはノーマルの「TN-2」のままということであった。

商品説明にはなかったが、どうもウーファーはコーンに△マークが付いているため、おそらく標準仕様の TAD TL-1601a ではなく、今では製造中止になって入手不可能な鋳鉄フレームの TAD TL-1601c ではないかと思われる。

この希少な40cmコーン型ウーファー TAD TL-1601c と、定評ある直径10cmの大型ベリリウムダイアフラム採用のドライバーユニットTD-4001との組み合わせは理想的なものと言えるのではないだろうか。

スピーカー用のボードについては、パイオニア S-3EX の時は使用していなかったのだが、今回の EXCLUSIVE(エクスクルーシブ)model 2402 導入に伴い、ジークレフ音響の WellFloat board(ウェルフロート・ボード)Model BW001 を特注で注文(耐加重 15Kg~150Kg、寸法 W680×D570×H58(mm))し準備していた。

ジークレフ音響
WellFloat board(ウェルフロート・ボード)
bw001.gifウェルフロートボードModel BW001

このボードは、スピーカーを載せた状態で触るとユラユラ揺れるのが特長で、可聴帯域において完全浮構造を実現し振動エネルギーを遮断する本来の音質向上の役割のほか、地震の揺れを打ち消す免震効果もあるらしい。

ボードにスピーカーを設置後、次の機器構成でSACDを聴いてみた。

 ・ プリアンプ       Pioneer Exclusive C7(a)
 ・ パワーアンプ      Pioneer Exclusive M7
 ・ スピーカー       Pioneer Exclusive model 2402
 ・ CD/SACDプレーヤー  DENON DCD-SA10

試聴したSACDは、ゲームの中で使われた楽曲たちを、生楽器によるストリングスをフィーチャーしたアコースティックなアレンジにし、スタジオで聴いているようなドライなサウンドでまとめ上げた傑作とされる F.I.X. RECORDS の「Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS」である。

IMG_2602.jpgPure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS

大好きな Suara さんの歌声、そしてバイオリンやピアノなどが奏でる美しい響きが部屋いっぱいに広がる。

クロスオーバー周波数は 650Hz なので、殆どの音はイタヤカエデ合板によるスタビライズド・ディスパージョン・ホーン(ウーファーの上の木製ホーン)から聞こえてくる。

以前のパイオニアS-3EXも良い音で充分満足はしていたのだが、このスピーカーに替えてみると、さらに各楽器やボーカルの音像の明瞭感が高まったようだ。

リアルで躍動感あふれる音に暫し酔いしれてしまった。

追記(2012.3.19)

パイオニア EXCLUSIVE(エクスクルーシブ) model 2402 導入から早3ヶ月が経過した。

以前のパイオニア S-3EX は、再生周波数帯域が30Hz~100kHzと高域がかなり上まで伸びていた。

SACD再生時には、どこまでも伸びていきそうな高域の軽やかさが感じられたのだが、この EXCLUSIVE(エクスクルーシブ) model 2402 の再生周波数帯域は29Hz~20kHzとなっており、やはりSACD再生時の超高域部分が不足しているように思われた。

そこで、この度、超高域用にベリリウムダイアフラムを採用したパイオニア Exclusiveブランドのホーン型トゥイーター ET-703(再生周波数帯域 5kHz~45kHz) を追加することとした。

DSC03724.jpgEXCLUSIVE ET-703

写真の スピーカー本体 EXCLUSIVE model 2402 の天板に載っている小さいのが ET-703 だ。

IMG_0061.jpg天板の上のET-703(スタンド変更前)

そのまま置いたのでは、円筒形で転がってしまい不安定なため、 音の響きの良さで定評のあるアサダ桜集成材のブロックから削り出すという贅沢な方法で製作された山本音響工芸のツイータースタンド TS-2A に納めた。

DSC03669.jpgEXCLUSIVE ET-703 と 山本音響工芸 TS-2A

ハイパスフィルターはパイオニア DN-100 を使用、カットオフ周波数は16KHz、20KHz、25kHzの3ポジション切替(遮断特性 -12dB/oct)となっており、最初に16kHzを試してみたのだが、ET-703の音が強すぎて、どうもスピーカー本体のドライバーユニット TD-4001 の艶やかな音色を損なっているように感じられた。

IMG_0098.jpgハイパスフィルター DN-100

次に、カットオフ周波数を20kHzまで上げてみたが、まだ、やや強い感じがする。
思いきって25kHzまで上げてみると、なかなかいい感じになってきた。

こんなに高いカットオフ周波数であっても、比較的緩やかに減衰する特性のためか、歌声や二胡、トランペットなど高域部分が思いのほか聞こえる。

しかし、どうも スピーカー本体のドライバーユニット TD-4001 から聞こえてくる音と ET-703 との間に音の時間のズレが生じているようでちょっと聞きづらい。

そこで、ET-703の位置をスピーカー天板の中央から後ろへずらしてみた。
至近距離から試聴し、音の時間のズレがなくなる位置を探っていたところ、スピーカー天板の一番後ろから8.5cmの位置に来たとき違和感が消え、繋がりがスムーズになった。

今回のグレードアップはこれに止まらない。

これまでミラクルケーブル『YOKOZUNA』(1ペア 177,000円→現在117,000円)という芯線やYラグに銀が使用されたスピーカーケーブルを使っていたのだが、この度、同ケーブルを2本中古で入手し、うち1本をバイワイヤリング接続へ使用、もう1本を ET-703 へと繋がるハイパスフィルター DN-100 とスピーカー2402本体のドライバー用SP端子(HF側)間の接続に使用してみた。

DSC03498.jpgミラクルケーブル「YOKOZUNA」SPケーブル

さらに、スピーカーの脚周りも見直した。

レイオーディオ(REYAUDIO)特製のスピーカースタンドへの変更だ。

レイオーディオでは、スタンダード(H43cm仕様)のスタンドを制作依頼すると、現在でもペアで約60万円程するという。
中古品で運良くかなり格安だったが…、新品購入はとても無理というもの…。

DSC03659.jpgレイオーディオ特製スピーカースタンド

このスピーカースタンドは、元々は、 後の事も考慮し、レイオーディオ モニター RM-11BC を置く幅で、当時、エクスクルーシブ2402、2404などのスピーカーにも対応できるように特注し製作されたものだそうだ。

また、床からの影響を軽減するために、スタンド上部のスピーカー設置面に約2cmの傾斜がつけられ、抜けの良い低域を得るとともに、スタジオなどで使用されるスタンド同様、落下防止にも配慮してあるとのことであった。

材質は音響特性に優れた高価なアピトン合板でスピーカー本体と同材質、サイズはW76cm(内67cm)、D56cm(49.5cm)、H44cm、重さはペアで50kg程度、とても頑丈で迫力あるスピーカースタンドである。

以前のウェルフロート・ボードは、完全浮構造による振動エネルギー遮断効果と免震効果で捨てがたいものがあったのだが、如何せん5.8cmの高さでは床からの影響は免れない。

今回のスピーカースタンド変更で、一気に高さが44cmとなり、低域がより明瞭に聞こえ、中高域の音場の奥行や広がりも高まったようだ。

なお、耐震対策としては、緑色の半透明な荷造りテープが市販されているが、以前、引っ越し業者の方から「このテープだとのりが付かなくて綺麗に剥がせるんですよ~。」と教えてもらったことがあり、この荷造りテープをスピーカースタンド脚4本の四方に各々貼り、且つスピーカー本体底面とスタンド上部側面の目立たないところにも同テープを貼っている。

さらに、だめ押しで、スピーカー本体とスタンド間を荷造り用の紐でグルグル巻きに固定し保護した。

たとえ見栄えがよくなくても、スピーカーが床に落ちて壊れる確率が減ることを思えば気持ちが楽になり安心できるというもの。

写真は耐震対策前に撮影したのだが、しかし…、何というか…、もの凄い圧迫感ではある…^^。
リビング的な美観上は、S-3EX の頃が一番良かったと思う…。
しかし、音は一段と素晴らしくなったので、それで良しとしようではないか…。

IMG_0102.jpgスピーカースタンド変更後

さて、以上のようなグレードアップを施した上で、早速、新しいCDやSACDを試聴してみた。

まずは、NHKのアニメ「彩雲国物語」のヒロイン紅秀麗が奏でる二胡で知られる「ジャー・パンファン with 美野春樹トリオ」の『虹 RAINBOW』である。
二胡のもつ情感タップリの艶やかな音色が心に染みてくる…。いい音だ…。
録音も良いし、これはお勧めの1枚である。

IMG_0105.jpg虹 RAINBOW

次は、「J・S・バッハ」の『トッカータとフーガ 二短調 BWV565 オルガン名曲集』。
曲名は知らなくても、この曲を聴いたことがない人はいないだろう。

1978年、オランダ、ズウォレ聖ミヒャエル教会において、シュニットガー・オルガン(4段手鍵盤64ストップの大オルガン)を、サットマリーが演奏したもの。
最初の入り方は運命的な響きがするが、少し演奏が進むと、とても煌びやかで荘厳な曲調へと変化していく。
眼を閉じれば、そこに神々の威光を垣間見させてくれるような、そんな雰囲気にさせてくれる曲だ。

この曲を今すぐ聴いてみたい方は、こちらをどうぞ。

「サットマリーのバッハ オルガン名曲集 "トッカータとフーガニ短調" 他」

IMG_0108.jpg トッカータとフーガ 二短調 BWV565

最後はSACDで、前作のアコースティックバージョンに続く第二弾、F.I.X. RECORDS の 『Pure2-ULTIMATE COOL JAPAN JAZZ』だ。

ジャズがあまりお好きではない方も、一度は聴いていただきたい。
かなり録音にこだわって製作されたSACDであり、一聴の価値はあると思われる。

IMG_0109.jpgPure2-ULTIMATE COOL JAPAN JAZZ

追記(2012.5.4)

パイオニア EXCLUSIVE(エクスクルーシブ) model 2402 導入から4ヶ月ちょと経ちました。

音質グレードアップの進行状況をお伝えします。

まずは、「オーディオ格闘家連盟」の SU様 ご推奨の秘密のRCAケーブル Mr.X(笑)を入手し、プリアンプ エクスクルーシブC7a と パワーアンプ エクスクルーシブM7 の間に繋いで試聴してみた。

DSC03534.jpg秘密のRCAケーブル Mr.X

う~ん、低音が少し強めに出るようになったのはいいとして、どうも高音がきつくなったように感じる…。
また、今まで聞こえていた微細な音が聴けなくなり、何よりも音に艶がなくなったようでどうも冴えない…、何故?
スピーカーケーブル(ミラクルケーブルYOKOZUNA)との相性がよくないのだろうか?
このことについて、後日SU様にお尋ねしたところ、ミラクルケーブルは「どこかに癖が付けてある」のではないかとのお答えでした。

そこで、これもSU様ご推奨の謎のスピーカーケーブル Mr.Y(笑)に変更、バイワイヤリング接続のうち、エクスクルーシブ2402のHF側と交換してみた。

DSC03530.jpg謎のスピーカーケーブル Mr.Y (茶色) をHF側(上)に繋ぐ

これは、見事に音が良くなった。
高音のきつさが消え、音に艶が戻り、これまで聞こえていた微細な背景の音も元どおり聞こえるようになった。
さらに低音の伸びが、これまでより良くなったように感じられる。

いずれは、同スピーカーケーブルで、エクスクルーシブ2402のLF側を、また、ハイパスフィルターやエクスクルーシブET-703との接続にも同系統のケーブルに交換していくこととしよう。

ただし、問題もある。
エクスクルーシブ2402のHF端子とLF端子は、双方ともケーブルの芯線を通す穴がさほど大きくはない。
今回、HF側にはケーブルの芯線2本を入れてギュウギュウの状態になっており、もう余裕がない…。
HF端子へ如何にしてハイパスフィルター接続用のケーブルの芯線を繋いだらよいものか…。

IMG_0188.jpgHF端子は芯線2本で満杯、ハイパス用どう繋ぐ?

また、パワーアンプ エクスクルーシブM7 のスピーカー端子にも、HF用のケーブルの芯線2本が入っているのだが、あまり余裕はなく、LF用のケーブルの芯線は2本のうち1本しか入りそうもない…。

IMG_0186.jpgケーブル芯線はHF用2本の他、あと1本しか余裕が…

こうしたスピーカーケーブル接続の問題をどのようにクリアしていくのかが、これからの課題だ…。
例えば、HF用のケーブルの芯線を端子付近で被覆を剥いて裸にし、そこにLF用のケーブルの芯線を直に巻くとか…、ただ、そんなことをして音に影響が出ないのか…、心配ではある。

さて、そうこうしているうちに、SU様のご仲介で、これまでOG様がご使用されていた、知る人ぞ知るマニア垂涎のハイパスフィルターALM HP-105 が届いた^^。

DSC03526.jpg超高音質のハイパスフィルター ALM HP-105

早速、エクスクルーシブ2402のLF側とエクスクルーシブET-703の間に設置していたパイオニアのハイパスフィルター DN-100 を ALM HP-105 へ交換してみた。

うん、うん、なかなかいい音が出ている^^。
カットオフ周波数が14,500Hzにも係わらず DN-100 のようにうるさい感じがしない。

DSC03663.jpgエクスクルーシブET-703 と ALM HP-105

ところが、翌日、何気なく説明書を読み直してみると「遮断特性が12dB/oct設計のため原則として逆相接続します」と書かれているのを発見!
慌てて、ALM HP-105 のプラス端子からエクスクルーシブET-703のマイナス端子へ、また、同様にマイナス端子からプラス端子へと繋ぎ換えてみた。
正相接続より音が小さくなったが、逆相接続の方がずっと音が澄んでいて綺麗に聞こえる^^。

ALM HP-105 を接続してみて特に感じたのは、不思議なことに低域の音階が今までよりハッキリと聞こえるようになったことだ。
評判どおりの超高音質のハイパスフィルターである。

SU様、OG様、この度は貴重な機材をお譲りいただき誠にありがとうございましたm(__)m。

DSC03528.jpgALM HP-105 のINPUT端子及びOUTPUT端子

エクスクルーシブ2402の現況は写真のとおりである。
耐震対策を施しているため、見た目が芳しくないところはご愛敬…^^。
ハイパスフィルターは、いずれスピーカーの下に降ろす予定。

DSC03620.jpg左スピーカーDSC03682.jpg右スピーカー

さて、以上のようなグレードアップを施した上で、CDを試聴してみた。

最初は、「YO-YO MA & FRIENDS」の『Songs of Joy & Peace』。
世界的チェリストとして知られるヨーヨー・マ。
録音は良好で、ヨーヨー・マの奏でるチェロの響きやが何とも心地よく、また、8曲目「ウェックスフォード・キャロル」のアリソン・クラウスの透き通るような歌声など聴き所が満載で、心が弾みリラックスして聴けるとっておきの1枚である。

DSC03689.jpgSongs of Joy & Peace

次は、「倉木麻衣」の最新アルバム『OVER THE RAINBOW』。
読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜日の夜6:00から放送されているアニメ「名探偵コナン」のエンディング曲になっていた「Your Best Friend」が5曲目に収録されているのを見て、久しぶり(3年ぶり)にCDを買ってみた。
この最新のCDアルバムは、昔の倉木麻衣のアルバムと比較して、録音レベルが大きく、且つ中低域に厚みを持たせたレコーディングとなっているように思われた。

DSC03692.jpgOVER THE RAINBOW

最後は、「宇多田ヒカル」の6年くらい前のアルバム『ULTRA BLUE』。
3年ぶりに聴いたのだが、懐かしい…、そしていい歌声だ^^。
スピーカーがS-3EXの頃に良く聴いていたアルバムだが、改めてエクスクルーシブ2402で聴いてみると、当時は聞こえなかった音が聴き取れ、また、ホーン型スピーカーの鳴り方の特長なのか、中高域の音が心地よい響きとなって聞こえる。

DSC03690.jpgULTRA BLUE

今回の一連のグレードアップによって、低域の音階が明瞭になり、微細な背景音の質感なども向上、より好ましい音へと近づいたことを実感した。

追記(2012.8.16)

パイオニア EXCLUSIVE(エクスクルーシブ) model 2402 導入から約8ヶ月が経過した。

再び、音質グレードアップの進行状況をお伝えします。

「オーディオ格闘家連盟」の SU様 の多大なるご指導とご協力もあって、今回のグレードアップ(と言ってもHP更新が滞っている期間があった訳だが…)により、飛躍的な進化を遂げた。

参考までに、前回と今回のオーディオシステムの機材を列挙し、違いを把握しておこう。

 【 前 回 】
   ○ プリアンプ  エクスクルーシブC7a
   ○ パワーアンプ  エクスクルーシブM7 × 2台
   ○ スーパーオーディオCDプレーヤー  デノンDCD-SA10
   ○ スピーカー  エクスクルーシブ2402
   ○ ツイーター  エクスクルーシブET-703
   ○ ハイパスフィルター  ALM HP-105
   ○ ケーブル類とその接続
    ☆ SACD ~ プリ  共同工房「Neoklassica」 無ハンダ・RCAプラグ
              冷却ハイエンド・ドイツOFC単線(RCAケーブル)
    ☆ プリ ~ パワー  PADコロッサス(RCAケーブル)
    ☆ パワー ~ 2402(HF側)  オルトフォンSPK-400(SPケーブル) 6m
    ☆ パワー ~ 2402(LF側)  ミラクルケーブル YOKOZUNA(SPケーブル)   
    ☆ 2402(LF側) ~ HP-105(IN)  ミラクルケーブル YOKOZUNA(SPケーブル)
    ☆ HP-105(OUT) ~ ET-703  ミラクルケーブル ジャンパー(SPケーブル)

 【 今 回 】
   ● 電源タップ  Solo AV Power Conditioner(TICE AUDIO PRODUCTS INC.)
   ○ プリアンプ  エクスクルーシブ C7a
   ○ パワーアンプ  エクスクルーシブ M7 × 2台
   ● スーパーオーディオCDトランスポート  アキュフェーズ DP-100
   ● プレシジョン・ディジタル・プロセッサー  アキュフェーズ DC-101
   ○ スピーカー  エクスクルーシブ 2402
   ● ツイーター  ゴトウ(GOTO) SG-17S/A
   ○ ハイパスフィルター  ALM HP-105
   ● 電源ケーブル(プレーヤー用)  TOP GUN Special
                   (Custom Power Cord Company)
   ● オーディオボード(プレーヤー用)
   ○ ケーブル類とその接続
    ★ SACD ~ プリ  アキュフェーズ SL-10G(RCAケーブル) 1m
    ☆ プリ ~ パワー  PADコロッサス(RCAケーブル)
    ☆ パワー ~ 2402(HF側)  オルトフォンSPK-400(SPケーブル) 6m Yラグ端末処理
    ★ パワー ~ 2402(LF側)  オルトフォンSPK-400(SPケーブル) 6m
    ★ 2402(HF側) ~ HP-105(IN)
          アクロテック Stressfree Cable 6N-S1060(SPケーブル) 1m
    ★ HP-105(OUT) ~ SG-17S/A
          アクロテック Stressfree Cable 6N-S1060(SPケーブル) 2m

塗りつぶしの「●」印や「★」印が、今回の新たなグレードアップ箇所である。

それでは、順を追って、新たな機材導入の説明をしていこう。

まずは、「オーディオ格闘家連盟」の SU様のご仲介で、OG様が在庫しておられた RCAケーブル アキュフェーズ SL-10G 1m と スピーカーケーブル アクロテック Stressfree Cable 6N-S1060 1m、2m、各1ペア をお譲りいただいた。

SU様によると、アキュフェーズ SL-10G(定価26,000円程度、現在は生産中止で新型が販売中) は、バブル期にアキュフェーズが別売りで売り出していたピンケーブルで、導体が綿糸でくるまれているとのことだ。

DSC04974.jpgアキュフェーズ SL-10G

また、アクロテック Stressfree Cable 6N-S1060(定価1m当たり6,000円程度、現在は生産中止)は、ALM HP-105の発売当時、数あるスピーカーケーブルの中から、「電波堂」のH様がツイーター用に選んだスピーカーケーブルだそうで、導体がシルクで覆われているとのことである。

DSC04940.jpgアクロテック Stressfree Cable 6N-S1060

さらに、エクスクルーシブ2402のバイワイヤリング接続用として「電波堂」 からSU様ご推奨のスピーカーケーブル オルトフォン SPK-400 6m をもう1ペア取り寄せた。

なお、前回の追記(2012.5.4)記載のとおり、エクスクルーシブ2402のHF端子とLF端子は、双方ともケーブルの芯線を通す穴がさほど大きくはなく、パワーアンプ エクスクルーシブM7 のスピーカー端子もあまり余裕がなかったことから、「電波堂」のH様に相談させていただいたところ、今回はYラグで端末処理してもらった。

DSC04945.jpgオルトフォン SPK-400

さて、次なるグレードアップは、「オーディオ格闘家連盟」の SU様のご厚意でお譲りいただいた ゴトウ(GOTO)のハンドメイド削り出しのツイーター SG-17SA と プレーヤー用のオーディオボードだ。

SU様によると、ゴトウ(GOTO) SG-17SA は、SG-06の上、SG-16TTの下という中間モデルだそうで、昔ほど数が出ないため、今は生産終了しているとのことであった。

年代物のはずだが、これは状態がとても良く、某県の美人すぎる市議のように綺麗すぎるくらい綺麗でピカピカである(感動もの…)。 

DSC04800.jpgゴトウ(GOTO) SG-17SA

ということで、上述のグレードアップしたケーブル類を使用し、

SACD ~ プリアンプ間を アキュフェーズ SL-10G(RCAケーブル)

パワーアンプ ~ 2402(HF側)間を オルトフォンSPK-400(SPケーブル) 6m Yラグ端末処理

パワーアンプ ~ 2402(LF側)間を オルトフォンSPK-400(SPケーブル) 6m

2402(HF側) ~ HP-105(INPUT)間を アクロテック Stressfree Cable 6N-S1060(SPケーブル) 1m

HP-105(OUTPUT) ~ SG-17S/A間を アクロテック Stressfree Cable 6N-S1060(SPケーブル) 2m

のように各々接続した。

ケーブル類を替えて試聴(6月10日、スーパーオーディオCDプレーヤーはデノンDCD-SA10)してみたところ、
① 高域がマイルドになった感じがする。
② 低域はSACDでは以前とあまり変わらない印象。
③ アキュフェーズのRCAケーブルへ変更したことによる影響なのか、
 スピーカーから出てくる音の大きさが小さくなったようで、C7aのボリュ
 ームを右へ一段階多く回してちょうど良い具合になった。
④ 奥行き感が深まったように感じる。

というような感想を持った。

このことについて、SU様から、③については「歪が減ったので、刺激的な音が減りボリュームが上がったのだと思います。そうなることで、微細な情報が増え、奥行き感が収録されているソフトは、奥行きが出るようになります。」とのお言葉をいただいた。

IMG_0912.jpg2402のSPケーブル接続状況DSC04933.jpg2402のSPケーブル接続状況(アップ)
DSC04905.jpgゴトウ(GOTO) SG-17SA ケーブル接続状況

また、プレーヤー用のオーディオボードについては、SU様によると、アナログ全盛の頃にファイナルというメーカーが製品化していて、ショップがファイナルから造り方を教えてもらい、木工屋で外側を製作し、石材を仕入れ中身を充填し、直売り(価格68,000円程度)していたものだそうだ。

理屈としては、木製の薄い箱状の中に、細かい石材を充填させてあり、回転系の機材の振動を効率的に吸収することにより、ピックアップなどを振動から開放することで、音質的に大きな効果が得られるという。

こちらもデノンDCD-SA10の下へ敷いて試聴(6月10日)してみたところ、
① 一つ一つの音の分離が良くなり、それぞれの楽器の音を聞き分けやすくなった。
② 高域の音の伸びが良くなったように感じる。
③ ボードを入れてから、今回初めて聞き慣れたCDソフトを視聴、
 低域の音階が明瞭かつ伸びもよくなったような印象。

というような感想を持った。

このことについて、SU様から、①と③については「低域は貴殿の感想どうり、分離、が良くなるというのは、床からの振動でピックアップが揺すられていたのが、ボードの効果でより、振動が減り、プレーヤー本来の実力がはっきできたのだと思います。」、②については「高域についても、床板の振動ピーク値が、緩和され、フラットに再生されるため、伸びたように聴こえたのだと思われます。一般的なオーディオラックであれば、高域のピークは出なかったのだろうと推測されます。床板と言うのは振動しやすいものです。小さいピックアップからみれば、人には感じない些細な振動も、大きく揺すられることになります。それを補正しようと電力を使うわけでプレーヤにとっては、振動が大敵ということです。」とのお言葉をいただいた。

DSC04810.jpgファイナル レプリカ ボード(プレーヤー用)

さらに、ET-703 から SG-17SA にツイーターを変更して試聴(6月10日)した感想としては、
① ET-703はHP-105の導入でシャリシャリ感がなくなって聴きやすい音
 になっていたが、GOTOユニットは本当にうるさくなく、暖かみのあるマイ
 ルドな音。
② 嫌な音がぜんぜんしない。HP-105のツマミをMAXにしても全くうるさくない。
③ そのためか、2402のドライバーとの一体感がかなり高く、視聴位置で
 はツイーターが鳴っているように感じない。

というような感想を持った。

このことについて、SU様から、③について「これが、HP105の威力です。ツイーターを上質にするほど、ツイーターは姿を消します。狙いどうりの+ツイーター効果です。」、また「昔は、音が前に来る、という事も言われましたが、デジタルが普及してからは、質が上がるほど、音は向こうに行ってしまうものがオーディオ的に正しいと、雑誌などで言われているようです。」とのお言葉をいただいた。

さらに、後日談として「この、奥に音がゆくことを、音場感、ステレオイメージ、音がスピーカーからは離れる、音離れ、などと雑誌などでは評論家が表現しています。そのために、セッティングについても言われていますし、以前お話した、間隔、角度、などもその一環です。固有の共振音などを分散、排除してゆくと、スピーカーの位置がだんだん消えてきて、音楽信号だけが空間に浮かぶように聴こえてきます。これにを大型スピーカーで再生するには物量と資金もかかり、また、再生するだけの能力を持った大型スピーカーは数少ないです。これには、強度や共振などの物理的要因が関係しており、、、例えば、、、マッチ箱は薄い紙ですが小さいから強度的に保っていますがサイズを数倍にしたらどうでしょうか? おそらくブヨブヨで箱の強度不足を誰もが感じるでしょう。こんなイメージです。これらを克服するために、素材を選び構造を考え、幾多のノウハウから造りだされた、2402なのです。」とのお言葉をいただいた。

DSC04902.jpgゴトウ(GOTO) SG-17SA(アップ)DSC04899.jpg2402 と ゴトウSG-17S/A

次のさらなるグレードアップは、電源タップ Solo AV Power Conditioner(TICE AUDIO PRODUCTS INC.) と 電源ケーブル TOP GUN Special(Custom Power Cord Company) である。

これも、SU様のご厚意で、海外(米国から直輸入)から取り寄せていただいたものを、お譲りいただいた。

SU様によると、電源タップ Solo AV Power Conditionerは、ノイズフィルターを兼ねており、電源が綺麗になり、ザラツキが減って奥行き感が出るとのことで、10年ほど前には正規輸入(国内定価は15万円程度)されており、そこに、強力な電源ケーブルを使用することで、プレーヤーの実力を最大限引き出すとともに、プリアンプもノイズの減った電源から電気を取ることになるのでザラツキが減り本来ソフトに入っている情報だけを引き出すようになるとのことであった。

なお、「パワーアンプに使用を止めたいのは、フィルターということで、大電力の供給をスポイルする可能性があるので、ザラツキは減るのですが、勢いが衰える可能性があり、結果的に、良くなる部分と悪くなる部分が同居することになり、人によっては、失った部分だけをとらえて、これはダメダ、ということにもなりかねないので、パワーアンプは現状のまんまで」とのアドバイスをいただいた。

DSC04836.jpgTICE電源タップ Solo AV Power ConditionerDSC04837.jpgTICE電源タップ(後側)

また、電源ケーブル TOP GUN Special(新品で本国で800ドル程度) については、SU様によると、音質変化は最上級クラスの変化をするものとのことであった。

さらに、SU様によると、「主に、高価なモノはやはり低域ということになります。低い方の厚み、重み、深み、解像度、というところは何故か電源ケーブルにおいても高価なものが効果がある傾向です。音色や高域は、なぜが低価格でも変化が有るのですが。。。。ただし、高価なモノは、各社最上級くらすになりまして、色気、毒気、なども強く、場合によっては色や個性が強すぎで困ることもあるのですが、これは、それほど個性は強くなくて格闘家達からも好まれています。」とのお言葉をいただいた。

DSC04847.jpg電源ケーブル TOP GUN Special

7月7日、まず、約1時間接続前の状態で視聴、その後、電源タップと電源ケーブルをグレードアップして視聴してみた。

結果は…、低域の量感というのか、それがズ~ンと伸び伸びとして存在感が高まり、また、高域も伸びが良くなり、より繊細な音、ともすれば埋もれてしまうような背景の音の表現力が高まり、楽器の位置がより明瞭になったように感じる。

しかし、それより何より、聞こえてくる楽器の一つ一つの音の質感が上がってしまったような感じがする!

なんと表現すればよいか言葉が見つからないが、低域が出るとか高域が良く聞こえるとかいったレベルではなく、根本的に音の質感が次のステージに移行してしまったような…、音のランクそのものが上に移行してしまったように感じた。

これは、凄い変化だと思う。

聞こえてくる音はある意味同じだが、グレードアップ前がベールの手前側、グレードアップ後がベールの向こう側にある本当の音色、喩えればそんな感じだろうか…。

これは、今までで一番の変化かも知れない…。

想像していた以上の変化だと感じた。

このことについて、SU様から、「厳密に言うと、コンセント交換、ノイズフィルター、電源ケーブルの交換、という三つの要因が重なっているのですが、コンセント交換、は、どれでも変化はしますが、質が上がるかと言うと疑問です。若干の力感は3ピンたいぷであればどれでも上がるようで、そこに各キャラクターがあります。ただ今回の割合で言えば1割から一割五分程度だと思います。ノイズフィルターには、害の多い物も多く、世間では賛否両論です。滑らかになるが力感が減ったり、ベールが被ったり、こもった感じになったり、と、良さと悪さが同居しているモノも多く存在しているようです。何かを通過するわけですから、悪さも出やすいのだと思います。貴殿がたまたま、タップを御希望とのことで、タップを買う費用を出すならば、ついでにノイズフィルター内臓でタップ機能を持ったモノでということで、欠点が少くメリットは多いのだが変化量がわかり辛い、タイプです。今回の割合は、3割から3割五分程度でしょう。電源ケーブル、は別売りタイプでもピンからキリまでありますが、最上級の変化量をするタイプです。今回の5割以上を占めていると思います。主に高額になると低域というか厚みに変化が見られます。中クラスは高域主体で厚みは少々変化が多い傾向です。低価格クラスは高域のみの変化が主体です。初めての電源ケーブルなので最大級の変化量を体験してもらいましたので、驚いて頂けたと思います。」とのお言葉をいただいた。

これまでの上述の各種ケーブル類、機材の変更・追加を踏まえ、さて、さて、いよいよ、今回の追記のクライマックス、エクスクルーシブ2402導入以来の最大のグレードアップ、…それはスーパーオーディオCDトランスポート アキュフェーズ DP-100 と プレシジョン・ディジタル・プロセッサー アキュフェーズ DC-101 のセパレート型機種の導入である!

導入の経緯だが、ずっとヤフオクをウオッチしてきたが、なんと、あのオーディオマニア垂涎の アキュフェーズ DP-100+DC-101 が出品されているではないか。
しかも、程度は極上、付属品や元箱もすべて揃っている。

幸運の女神には後ろ髪がないという…。

開始時の価格は300,000円。
これは、さすがに思い切りが必要だった…。

清水の舞台から飛び降りる覚悟で入札、そして何とか落札…、感無量…、しかし、懐から諭吉が飛び立っていく様子が目に浮かぶ…(笑)。

同時に、急遽、青森から秋田への転勤が決まった…。

ああ、忙しい…。

ということで…、DP-100 と DC-101 が程なくして青森の我が家に届いた。

試聴は暫くお預けとなっていたが、引っ越しで秋田へやって来た平成24年8月4日(土)の当日気温34℃、蒸し暑い中、何はともあれ荷物整理そっちのけで、厳重(二重)に梱包されている大きな段ボール箱2つから DP-100 と DC-101 を取り出し、早速、これまでオーディオボードに載せていた デノン DCD-SA10 を DP-100 に取り替えて試聴してみた。

勿論、DP-100 と DC-101 を HS-Linkケーブル で接続しての試聴である。

DSC04824.jpgアキュフェーズ DP-100DSC04829.jpgアキュフェーズ DC-101
DSC04916.jpgDP-100(上)とオーディオボード(下)DSC04920.jpgDC-101(下)と ブルーレイレコーダーBDZ-X95(上)DSC04908.jpgDC-101(左)+DP-100(右)

試聴したCDは、前回の追記で紹介した「倉木麻衣」の最新アルバム『OVER THE RAINBOW』。

DSC03692.jpgOVER THE RAINBOW

試聴結果は、次のとおりである。

① 音が出た瞬間、デノン DCD-SA10 とは次元の異なる音の響きに驚いた。
② 音の鮮度が高く、左右への広がり、奥行感もあり音が立体的である。
③ 一音、一音が確りと描き出され、音に力と躍動感があり、そして質の深
 さも感じられる。
④ 低域の音階がより明瞭に表現され、音の重心が下がった。
⑤ デノン DCD-SA10 では埋もれて殆ど聞こえなかった背景の微細な音や
 高域を余すところなく描き出している。

というような感想を持った。

つまり、一言で言えば、とても心地よく良い音なのだ。

続けて、前々回の追記で紹介した「J・S・バッハ」の『トッカータとフーガ 二短調 BWV565 オルガン名曲集』を試聴した。

パイプオルガンの響きが一段と素晴らしい。
以前は、録音がいいという割りに、それほどにも感じなかったのだが、今回は音の質感とともに煌びやかな音の広がりに感動。

IMG_0108.jpg トッカータとフーガ 二短調 BWV565

最後は、「宇多田ヒカル」の4年くらい前のアルバム『HEART STATION』。
これは、当時お気に入りでS-3EXの頃によく聴いていたが、やはり音の躍動感が相当増している。

DSC03694.jpgHEART STATION

以前、SU様より伝え聞いた、デノンの使用中の機種(DCD-SA10)なら「現段階では、腰が無く、フワッーと鳴っている状態だと思いますよ」という「電波堂」のH様のお話しの意味が、ようやく少しは理解できたように思う。

やはり、DCD-SA10 と比較すれば、音のランクが段違いに違う。

この音を聴いてしまったら、もう、元には戻れなくなった。

追記(2012.9.23)

パイオニア EXCLUSIVE(エクスクルーシブ) model 2402 導入から9ヶ月が経過した。

今回は、「オーディオ格闘家連盟」の SU様 ご推奨のオーディオボードが2つ新たに加わった。

現在のオーディオシステムの機材は次のとおり。

 【 現 在 】
   ○ 電源タップ  Solo AV Power Conditioner(TICE AUDIO PRODUCTS INC.)
   ○ プリアンプ  エクスクルーシブ C7a
   ○ パワーアンプ  エクスクルーシブ M7 × 2台
   ○ スーパーオーディオCDトランスポート  アキュフェーズ DP-100
   ○ プレシジョン・ディジタル・プロセッサー  アキュフェーズ DC-101
   ○ スピーカー  エクスクルーシブ 2402
   ○ ツイーター  ゴトウ(GOTO) SG-17S/A
   ○ ハイパスフィルター  ALM HP-105
   ○ 電源ケーブル(DP-100用)  TOP GUN Special
                   (Custom Power Cord Company)
   ○ オーディオボード
    ☆ ファイナル レプリカ ボード(DP-100に使用)
    ★ BDR Signature Series THE SHELF 19”×15”(DC-101に使用)
    ★ SR Composites SRX-BX(エクスクルーシブC7aに使用)
   ○ ケーブル類とその接続
    ☆ SACD ~ プリ  アキュフェーズ SL-10G(RCAケーブル) 1m
    ☆ プリ ~ パワー  PADコロッサス(RCAケーブル)
    ☆ パワー ~ 2402(HF側)  オルトフォンSPK-400(SPケーブル) 6m Yラグ端末処理
    ☆ パワー ~ 2402(LF側)  オルトフォンSPK-400(SPケーブル) 6m
    ☆ 2402(HF側) ~ HP-105(IN)
          アクロテック Stressfree Cable 6N-S1060(SPケーブル) 1m
    ☆ HP-105(OUT) ~ SG-17S/A
          アクロテック Stressfree Cable 6N-S1060(SPケーブル) 2m

塗りつぶしの「★」印が、今回新たに追加となったグレードアップ箇所である。

それでは、また順を追って、新たな機材導入の説明をしていこう。

まずは、BDR(Black Diamond Racing) Signature Series THE SHELF 19”×15”(サイズ W482mm x H20mm x D380mm 重さ5.60kg 税込販売価格79,800円)である。

SU様によると、「BDRというのは、カーボン布をアクリルで固めた、2から3センチ厚のボードです。一旦輸入中止になりましたが、現在オーディオユニオンが独自に輸入再開販売中。」とのことであった。

さらに、「ただし、BDRというボードは、最新型は買ってはいけません。中古で見つけても買ってよいのは、THE,という文字からはじまる、20ミリ厚、30ミリ厚、のモデルのボードだけです。これが旧タイプ、というやつです。現在の定価は10万以上ですね。10年以上前、アクシスが輸入元だったときには、人気があったのですが、本国でカーボンの需要が増え、毎回値上げされ、輸入元がギブアップした製品です。その後、ユニオンが、時々、まとめて輸入して売ってました。今回も安いモデルが出たとのことで、ユニオンが注文したら、今までのモデルとは違う、作りで、音質最悪だったそうで、ユニオンも困っているのが、安いモデルです。四角形ではなく、ちょっと変わった形のものです。これは買うと、音が悪くなりますので注意してください。」とのお言葉をいただいた。

オーディオユニオンのHPを見ると、「ニュートラルな特性で低域の素晴らしい拡がりと解像度/全帯域の滑らかさを改善します。鉄の5倍の張力、御影石の25倍の共振抵抗を保持しながら、初期の特性に合わせた製造が可能というハイテク素材、カーボン・ファイバーを使用。」と補足的な解説がされている。

実際に持ってみると、そこそこの重みがあって、頑丈な造りのボードだ。

DSC05099.jpgBDR Signature Series THE SHELF 19”×15”DSC05101.jpgBDR Signature Series THE SHELF 19”×15”(アップ)

早速、この BDR THE SHELF を含め、次のような条件下でオーディオボードの有り無しの比較試聴実験を行ってみた。

試聴したCDは、ごく最近入手したばかりの「西野カナ」の『Thank you, Love』(初回生産限定盤)(DVD付)で、かなり元気で賑やかな曲の多いアルバム。
個人的には、10曲目の「if」が気に入っている。大和言葉(日本語)のみで作詞されていて、綺麗な歌声と相俟って、心にスッーと沁みてくる感じが良い。

DSC05116.jpgThank you, Love (初回生産限定盤)(DVD付)

DC-101(ボード無し)+DP-100(ボード無し)の場合

① 音が濁っている。
② 音の深みがない。
③ 音に伸びやかさがない。
④ 各楽器の音が明瞭に分かれておらず、またボーカルとごっちゃになっ
 て聞こえ、聴くに堪えない。

DC-101(ボード無し)+DP-100(BDR THE SHELF)の場合

① 低音など各楽器の音の分離が良くなった。
② 音に奥行き感が出てきた。
③ 低音域に重心の下がった感じではなく、軽快な音の傾向。
④ 左右への音の広がりはファイナルレプリカボードほどではない。

DC-101(ファイナル)+DP-100(BDR THE SHELF)の場合

① 先ほど(DC-101にボード無し)より音の重心が下がり低域が明瞭に聞
 こえるようになった。
② 各楽器の音の分離がさらに良くなった。
③ 音の奥行き感もさらに良くなった。

DC-101(BDR THE SHELF)+DP-100(ファイナル)の場合

① 音の奥への広がりが一層素晴らしい。
② 各楽器の音の分離が一層明瞭になった。
③ 音の一つひとつに深みが出て、かつ綺麗に聞こえる。
④ DP-100に BDR THE SHELF の時よりボーカールがエネルギッシュに聞こえる。

以上の比較試聴結果を踏まえると、オーディオボードの有り無しは明瞭な音質差となって現れた。
BDR THE SHELF は、DC-101の下に敷くことで、それまでのうるさい感じがしなくなり、各楽器の音の分離が良くなったのは勿論、それだけでなく、純粋に音楽成分だけを取り出してスピーカーに流しているような、そんな印象を受けた。つまり、音を綺麗にする効果があるボードのようだ。
また、ファイナル レプリカ ボード は、DP-100(スーパーオーディオCDトランスポート)と組み合わせることで、素晴らしい効果を発揮することが判った。

DSC05107.jpgBDR THE SHELF(DC-101に使用) と ファイナル レプリカ ボード(DP-100に使用)

次は、SR Composites SRX-BX(外寸 W608mm x H33mm x D465mm 重さ1.83kg 定価68,000円)である。

SU様によると、「SRコンポジット、というボードは、ハニカムの表面に薄いカーボンが張ってあるボードです。現在輸入中止」とのことであった。

AXISS(アクシス)のHPを見ると、「大きく、重いほど音質的に有利」という従来の概念を覆すオーディオラックの一大革命、それが<SRコンポジット>WSTモジュラー・ラッキングシステムです。ピュアカーボンファイバーと、特殊樹脂によるセルユニットとで構成されるハニカムサンドウィッチ構造のベースプレート(棚板)は1枚わずか1.83kg。重量級のオーディオ機器に対しても充分な機械的強度を確保しながら、アクリルなどの表面材を一切貼り合わせていないピュアカーボンファイバーならではの理想的な共振特性とエネルギー蓄積、そして優れたハンドリング性とを高度に両立しています。さらに、精度感あふれる前衛的フォルムもSRコンポジットの大きな魅力です。」と解説されている。

確かに、届いたときにあまりにも軽かったため、拍子抜けしてしまうほどであった。

SRコンポジットについても、上述の BDR THE SHELF や ファイナル レプリカ ボード を含め、次のような条件下で比較試聴実験を行ってみた。

DSC05090.jpgSR Composites SRX-BXDSC05086.jpgSR Composites SRX-BX(アップ)

この時に試聴したCDは、発売されたばかりの「西野カナ」の最新アルバム『Love Place』(初回生産限定盤)(DVD付)。
どの曲も良い感じで素晴らしい。
元気な曲も良いのだが、大和言葉(日本語)のみで作詞した曲をしっとり歌い上げると、この人の魅力がさらに深まるように思う。
ということで…、一番のお勧め曲は12曲目の「たとえ どんなに…」である。

DSC05110.jpgLove Place (初回生産限定盤)(DVD付)

DC-101(BDR THE SHELF)+DP-100(SRコンポジット)の場合

① 音がファイナル(DP-100の下に敷いたとき)に比べて軽快な感じ。
② 低音がファイナルより軽め。
③ 女性ボーカルの熱唱時にファイナルでは歌声の高域にきつさを感じた
 が、SRコンポジットではきつさが消えて伸びやか。
④ 音は BDR THE SHELF と同じで綺麗に聞こえる。

DC-101(BDR THE SHELF)+DP-100(ファイナル(下)+SRコンポジット(上))の場合

① DP-100の下にファイナルだけの時より音が軽快な感じ。
② 女性ボーカル、楽器などの高域は伸びやかになる。
③ ファイナルの上にSRコンポジットを重ねた場合、ファイナルのみの時よ
 りメリハリは後退する感じを受けるが、丁寧に音を拾い出して伝えている
 感じがあり、これはこれで良いと思える。

DC-101(SRコンポジット)+DP-100(ファイナル)の場合

① 音を綺麗にする効果は、BDR THE SHELF と同じ感じ。
② SRコンポジットは中高域の音を丁寧に拾い出しているようで、独特の
 魅力を感じる。
③ DC-101の下に敷くボードはSRコンポジットでも十分良いと思うのだが、
 BDR THE SHELF の奥行(380mm)がプリアンプのC7a(奥行446mm)に
 は少し足りないため、このSRコンポジットはエクスクルーシブC7aに使用
 することとしたい。

DC-101(BDR THE SHELF)+DP-100(ファイナル)+C7a(SRコンポジット)の場合

① エクスクルーシブC7aはチークの無垢一枚板の上に設置していたの
 だが、SRコンポジットを敷くことで、やや低域が軽めになった感じ。
② SRコンポジットの中高域の魅力は、エクスクルーシブC7aに対しても
 有効で、音の質感が向上し、華やかさと伸びやかさが加わった印象。
③ 音の大きさが少し小さくなったように感じ、試聴するCDによってはボリ
 ュームを1段階上げても良いかもしれない。

以上のような比較試聴結果となり、今回も音質向上への着実な一歩を進めることができた。

今後は、オーディオボードの重要性を踏まえ、機会があればイルンゴのボード(アピトン)をパワーアンプ用にねらってみたい。

DSC05109.jpgSR Composites SRX-BX(C7aに使用)

さて、次はお馴染み、新しく購入したCD・SACDを引き続き紹介したい。

まずは、「JUJU」の『YOU』だ。
お勧めは、菅野美穂主演ドラマ「ギルティ~悪魔と契約した女~」主題歌、1曲目の「この夜を止めてよ」である。

DSC05118.jpgYOU

次は、「平原綾香」の『my Classics!』。2009年に発売されたアルバムだが、つい最近購入した。
天性の美しい歌声と歌唱力が相俟って、どの曲も素晴らしい。

DSC05119.jpgmy Classics!

最後は、「Suara」の5枚目のアルバム『花凛』。
やっぱりSuaraさんの歌声には独特の魅力があって、いつ聴いても良い。

DSC03144.jpg花凛

つい最近、映画館で「バイオハザードⅤ リトリビューション」を鑑賞したのだが、いつのまにか映画館で聴く音より自宅のオーディオシステムの方が遙かに良い音になってしまっていることに気が付いた。


詳細は「オーディオの足跡」をご覧下さい。

EXCLUSIVE model2402

http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/model2402.html

EXCLUSIVE ET-703

http://www.audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/unit/et-703.html

GOTO UNIT SG-17S/A

http://audio-heritage.jp/GOTOUNIT/unit/sg-17s-a.html