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家族旅行にたくさん行っています
  〜小さい時から、中学生になっても〜

 厳格な除去食をしていると、旅行どころか外食さえもなかなか思うようにいきません。
でも、食事だけが原因で旅行を諦めるのは残念だと思い、我家なりに工夫・計画して旅行を楽しんできました。

 娘は生後すぐに食物アレルギーと診断され、母乳を与えていた私や夫も含め、家族皆で同じ除去食をする生活が始まりました。完全除去の上、除去する品目が多かったので、始めて「外食」をしたのは小学校で調理員さんが娘に除去をしてくださった給食でした。でも小柄で痩せていた娘も中学生になった現在では背も伸びて、毎日勉強に部活にと元気にがんばっています。

 幼児の頃はまだ微量のアレルゲンにも反応していて、洗ってある清潔な調理器具さえ外部で使用しているものは使えませんでした。旅先の備え付けのフライパンなどでお料理すると、アレルギー反応が出ることがあったのです。でも旅行こそ体調良く過ごしたいもの。そこで我家の旅行は、ミニキッチン付き(できれば電子レンジもあると便利)の宿泊施設をネット等で探し、調理器具、調達が難しい食材は宅配便で送り、後は旅先のスーパーで購入というスタイルにしました。
★ざっと食事関係の荷物リストを挙げてみます。
調理器具 ステンレス多重層鍋(これ1つでご飯炊、焼く・、煮るができます)、コンロが無い場合は卓上電磁調理鍋(使ってよいかホテルに確認する。蒸気で火災報知機が作動することも)、小さいフライパン、包丁、調理バサミ,菜箸、ラップ(お握りを包んだり、時にはお皿代わりにしたり)、おふきん等。
食器 プラスチック食器、コップ、割り箸、スプーン
食材 お米(炊きやすい量ごと袋につめると便利。又はレンジ加熱のパックごはん)、食べられる乾麺、缶詰、レトルト食品、焼き海苔、ふりかけ、梅干、調味料、おやつ(軽食代わりにもなるおせんべい等は便利)、お茶のティーパック等。


 荷物を最小限にするためには,できるだけ旅行前に全てのメニューを決め、食材と調味料を考えて必要最小限持参します。我家のメニューを浮かべてみると、手のかからないすき焼きとかお鍋、肉じゃが、多重層鍋1つでできるチャーハンなど、昼間はおにぎりとフルーツ、おせんべい等のおやつをもって観光にでかけました。

 出発日だけは、思うようにお料理ができない可能性もあるのでお弁当を作ります。お煮しめのような痛みにくい献立にすれば夕食までなんとかなります。

また、旅先ではスーパーの場所を予め探しておくと便利です。初日に食材や飲料水などを買っておくと安心です。地元のスーパーや商店街は思わぬ楽しいものにも出会え、いまではスーパー巡りが旅の楽しみの一つとなりました。
★食事以外には
 ダニ対応のシーツ、大判のバスタオル(掛け布団が痒かったり、車のシートが痒かったりする時に便利)、そして常備薬などを持参します。

★海外旅行にも行きます
 国内旅行で自信をつけ、数年前からは海外旅行にも挑戦し始めました。子どもも年齢と供に備え付けの調理器具が使用できるようになり、荷物もコンパクトになりました。荷物は機内持ち込みには刃物や液体は入れられないので、調理関係の荷物はトランクの方に入れることに成ります。

 キッチン付きの宿泊施設は、やはりネットで探しますが国内よりむしろよくあるように感じます。

 飛行機の機内食はANAもJALも特別機内食として25品目のアレルギー対応をしています。このような対応もアレルギー表示義務化が大きなきっかけとなった恩恵だとありがたく思います。特別食は、比較的低年齢対象になっているように感じます。量や好みもあると思うので、液体でなければ軽食を持ち込むことも可能です。直接航空会社に問い合わせてみてください。

 海外では特に、言葉も文化も違うので確実なスーパーやお店等を探しておくことと、そこがホテルと近いことがお勧めです。また、身近なファーストフードは、問合せたところ成分は日本と同じとは言えないそうなので、注意が必要です。

 日頃から、食アレによる緊張や我慢が何かと多い生活を強いられているアレルギーの子どもたち。「食」以外にも楽しいこと、興味深いことが沢山あることに心を向けていってほしいと思っています。

けやき