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阪神淡路大震災直前の渦巻き雲は「地震雲」ではない

 

この写真は、阪神淡路大震災の直前に、神戸市垂水港から撮影されたものである。夕焼けに照らされた不気味な姿は、大地震の前兆となった正真正銘の「地震雲」として非常に有名である。

しかし、それは本当の地震雲ではないと、判断する。



 


杉江輝美氏撮影(明石市、1月9日午後5時頃)
http://www.e-pisco.jp/koukan/kumo.gif

岡山理科大教授(当時)の弘原海清氏は、この雲の正体を科学的な観点から分析し、『大地震の前兆現象』(KAWADE夢新書)の中で考察を加えている。

このような「地震雲」は、連日のようにみえていたらしい。同書によれば、
 @1月16日 午後4時半頃 渦巻き状の白い雲(西宮市・男性)
 A1月 9日午後5時頃 芦屋から神戸方面の空にまっすぐたっている渦巻状の雲(西宮・女性)
 B地震発生(1月17日)の数日前に2日続けて六甲山の夕焼けに竜巻のような雲(尼崎・女性)
などの目撃証言が紹介されている。これら複数の目撃から、9日と16日の雲は野島断層上空、Bは六甲山中の活断層上空であることがわかったという。

 また、飛行機雲より明らかに太く、消えてもすぐ現れたなどの証言などから総合して、明らかに異常な雲だったことは事実と書かれてある。さらに、専門グループの研究から、これは通常の気象現象では説明できない雲である、ということになった。当時強い風速4〜6mの西風が吹いているため、上端2000mまで垂直に立ち上るためには、ガス衝撃波を伴う超音波で噴出させる必要があるという。そして、それこそものすごい勢いで帯電エアロゾルが噴出したという、弘原海氏の持論が展開されている。

しかし、これをみてほしい

 どちらの写真が先に撮られたのかは、別として・・・そう、明らかに雲は移動しているのである!これは何を意味しているのか!!??

 

   

 

そう、少なくとも地下の断層・1点から、噴出しているのではない。1点から噴出しているのだから、垂直に立ち上るのであって、であれば、強風によって上端は移動するにしても、下端は同じ場所に固定されるはずである。 噴出口が移動しているとしたら、もっと幅広い扇状に広がるはずである。どうみても、地震雲と考えると不自然だ。

したがって、これは帯電エアロゾルで説明される地下からの噴出、つまり地震雲ではない

私自身この雲を実際に見たわけではないので確実なことは言えないが、飛行機雲に過ぎない。

天気の下り坂のときに、飛行機からのガスが周りの水蒸気を巻き込んでさらに太い帯雲に変わっていった場面に出くわしたことはあるし、少なくとも、2度は飛行機雲が(垂直にはみえなかったが)このような形に変形していったことは目撃した。

 

これでも、これは地震雲だ。地震雲でなくては困る、という人は、かなり地震雲ノイローゼになってますよ。

あれが? 「地震雲」??(工事中)  (  地震雲−疑似相関のメカニズム  )
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