
智慧のうみやま高麗の 寄せ物お細工カラクリの 色と竹田の知恵くらべ
天地天野の秋の日の 刈穂の上の群雀 引くに触らぬ鳴子罠
酒はよいもの色に出て 飲みたや加賀の菊酒を 飲めば心はうきの島
父は長良の人柱 鳴かずば雉も撃たれまい 助け給えやほけきょ鳥
笛の音に寄る秋の鹿 妻ゆえ身をば焦がすなり 豊年女の山路笛
そもそも熊谷実真は 花の盛りの敦盛を 打って無情を悟りしが
打って無情を悟りしが さすがに猛き熊谷も ものの哀れを今ぞ知る
一つや二つや三つや四つ 十よりうちの幼子は 賽の河原で砂手屎
明けて初春 初春に 恋という字を帆にあげて お客を乗せます宝船
もはや紋日の如月の 客を待つ夜のその長さ 道理じゃ今年は午の年