25cm反射望遠鏡自作記(2)

最終更新 2002.2.22



●2001年8月下旬〜9月上旬・・・鏡筒製作その2

 鏡筒の前部と後部をつなぐパイプフレームの接続までこぎつけ、鏡筒の全容が見えてきました。

 使っているアルミパイプは1mm厚で直径19mmのものが8本です。通常のフレーム鏡筒は、後部断面が正方形になっているのが多いのですが、これは正八角形です。そのままではパイプがうまく取り付けられないのでラワン角材を正方形に接着し、パイプを装着するL字型アルミアングルをボルト止めしています。ラワン材は接着だけでは不安なので、後でボルト止めしようと思います。正方形よりは使用木材が少ないので、軽量化につながりますし強度的にも有利です(後部が軽くなる分、前後バランスが取りづらくなりますが・・・)。鏡筒前部はコの字型アルミアングルでパイプをつなぎます。

 アルミアングルを鏡筒に固定しているのは、商品名ノブスターで、工具なしでボルトを回せるようになる優れものです。ただし、爪付きナットが何件ホームセンターを回っても見つけられなかったので、通常とは逆にナットをノブスターに埋め込んでいます。そしてボルトは、鏡筒にボルト径より小さ目の穴を空けてからねじ込んでいます。要するに木にタップを立てたようなものです。これでナット付きノブスターを回すとアングルを固定できるようになります。

 この時点で、総重量7.5kgです。主鏡が4.3kgあるので、なんとか目標値におさまるかなといった感じです。ちなみに主鏡は通常のドブソニアン用とは違い、36mm厚(主鏡径の1/7厚)と結構厚めのものなので、セルは単純な3点支持構造で済ませることにします(というより9点支持セルを作るのが面倒なだけ・・・)。
 全長は1170mmですが、ピントチェック後に変更の可能性があります(後々の修正のためにパイプは1〜2cm長めにしています)。






 上が鏡筒上部、真中が鏡筒下部の接続の様子です。ノブスター(M6用)はホームセンター2ヶ所で見つけて全部買い占めましたが、それでも11個しかなく1個足りません。足りない分は蝶ナットを使っています。(※追記※その後他の店で見つけて買い足しました。)

 鏡筒上部の写真で、ノブスターがついていないところにもボルトが飛び出ています。赤道儀に載せたニュートン式反射望遠鏡には必須の鏡筒回転の代わりとして、フレーム取付箇所を変えることで済ませようとしたからですが、90度ずつ変えられればいいかな、ということと重量軽減のため写真撮影後に外してしまいました。

 アルミアングルの取付部は溝が切ってあるので、ノブスターを緩めてフレームを外せます。下の写真のように一体のまま折り畳めるようになっています。ただし、今のままでは取付・取り外しがスムーズでない(=ものすごく渋い)ので、溝をヤスリで削って広げる必要があります。







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