パナソニック LUMIX DMC-FZ200
〜ロクニッパ(相当)のコンデジ〜

(2013.12)

●高倍率ズームのコンパクトデジカメ

 2012年6月、一般写真用としてパナソニック・ルミックスFZ150を購入しました。AF追従で毎秒5.5コマ連写可能、25mmF2.8〜600mm相当F5.2、24倍ズームの1/2.3型CMOSのカメラです。これにオリンパスの1.7倍テレコンバーター(実測1.62倍でした)TCON-17Xを併用して月面撮影にも使ってきました。
 それからわずか2ヶ月後の2012年8月、ズーム全域F2.8、最長露出が60秒と、天文用途にも向いていそうな驚愕スペックをひっさげて、後継機種のFZ200がデビューしました。FZ150は高感度域での最長露出が15秒だったので、FZ200のスペックに羨望のまなざしを向けつつ、FZ150での天文ガイド入選も果たしました(→2013年3月号、半影月食)。発売から1年2ヶ月経過すると、FZ200の価格も落ち着いてきたので2013年10月、思い切って購入に踏み切りました。
 ちなみに、月面撮影ではレイノックス1540テレコンも併用したテレコン2段重ねで使うと、テレコンの相性からかFZ150のほうが若干良好な写りです。
 

●実写テスト(画像をクリックすると別ウィンドウ・タブで拡大画像を表示します)
 1/2.3型という小型素子としては健闘しているのではないかと思います。さすがに1/1.7型のルミックスLX7には若干劣ります。
ISO1600設定だとノイズ的に厳しいので、倍の120秒露出とか、LX7やLF1と同様に250秒露出が可能になればISO800やISO400設定で十分になり、滑らかで高画質な写真が撮れるのですが・・・。
orion_25mm-s.jpg(11254 byte)
4.5mm(25mm相当)F2.8
orion_72mm-s.jpg(9456 byte)
13mm(72mm相当)F2.8
orion_211mm-s.jpg(12092 byte)
38mm(211mm相当)F2.8
orion_310mm-s.jpg(13282 byte)
56mm(310mm相当)F2.8
ワイド端開放の周辺星像はFZ150より優秀です。  PROソフトンAフィルター併用です。  4枚コンポジット  4枚コンポジット
m42_600mm-s.jpg(12671 byte)
108mm(600mm相当)F2.8
m42_972mm-s.jpg(10373 byte)
175mm(972mm相当)F3.5
fz200_batou-s.jpg(11056 byte)
108mm(600mm相当)F2.8
fz200_bara-s.jpg(17733 byte)
108mm(600mm相当)F2.8
 8枚コンポジット
 テレ端では若干の周辺減光が見られます。また、周辺の一部の星像も少し乱れます。

 
 4枚コンポジット
 オリンパスTCON-17X併用です。テレコンモードをONにすると、F4に制限されますが、OFFだと開放F2.8でも使えます。ただし、テレコンの後玉径不足のため、実質F値は3.0程度になると思います。開放では星像が悪化しましたので作例は少し絞ってありますが、テレコン未使用時に比べると甘い描写になります、。
 6枚コンポジット  12枚コンポジット
 赤い散光星雲もそこそこ写ります。
 56mm(310mm相当)F2.8  108mm(600mm相当)F2.8

共通データ:
ISO1600、60秒露出、高橋製作所EM-200Bにて追尾、撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町)

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