ケンコーSE102の改造
〜350mmF3.5、スペックだけならFSQに匹敵?〜

(最終更新2016.9.1)


 鏡筒自体は2008年1月にケンコーアウトレットのジャンク品(11,000円)を購入しました。今回の改造はボーグのマルチレデューサー0.7×DGTを使えるようにするためのものです。これまではジャンク品レンズの自作0.75×レデューサーを付けていましたが、APS-Cサイズが良像の限界でした。

改造前の状態です。メタリックグリーン部分は購入後に塗装し直したものです。元々の色はくすんだ黄緑色でした。接眼部のピント用つまみは欠品だったので、手持ちの6cmF15屈折から移植しました。レンズの夜露対策のため保温用マットを鏡筒に巻いています。
この状態ではマルチレデューサー0.7×DGTの装着はできず、ピントも合わないため接眼体を取り外します。

代わりの接眼体がこちらです。すべてボーグのパーツで自作7cmED屈折と共通です。左側(対物レンズ側)から、ミニボーグ50のフード、2インチホルダーS【7508】、M57ヘリコイドDX【7758】、マルチレデューサー0.7×DGT【7870】、カメラマウントホルダー【7000】、カメラマウント(キヤノンEOS用)【5005】です。


鏡筒との隙間は得意の紙工作によるアダプターで埋めます。
無限遠でピントが出るよう長さを決めてから接着しています。

アダプターを装着した状態です。

 完成状態です。350mmF3.5となり、スペックだけならレデューサーQE0.73Xを装着したタカハシFSQ-106ED(385mmF3.6)やビクセンVSD100(380mmF3.8)とほぼ同じになります。色収差はもちろん、周辺光量もかなり劣ると思いますが・・・。真のライバルはビクセンAV-103SSIIでしょうね。370mmF3.6だそうです。
接眼体が鏡筒内部に深く入り込むため、ミニボーグ50フードの内径(52mm)がギリギリで、写野中心部でしかフル口径になりません。ミニボーグ50フードの先端をカットすれば4mm内径が拡がるので、どうしようか思案中です。⇒ヤスリで削り取って内径を拡げました。
ファーストライト画像はこちらです。

セカンドライト画像、ほぼノートリミング、コンポジット・レベル調整のみです。

2016.8.31 20h53m〜21h00m、50秒露出×8枚加算平均コンポジットキヤノンEOS 6D(ノーマル)ISO6400、LPS-P1フィルター併用
ステライメージ6にて画像処理
高橋製作所EM-200B赤道儀にて自動追尾(ノータッチ)、自宅観測室(岩手県洋野町大野)

望遠鏡実験工房にもどる

トップページへもどる