ホームズ彗星(17P/Holmes)

2007年10月24日に大バーストを起こして肉眼彗星となりました。
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11/4〜5 (504mm直焦点)
2007.11.4〜5 23h40m〜0h58m
高橋製作所EM-200B赤道儀にて自動追尾
PENTAX105SDHF+RC0.72×(合成504mmF4.8)
ISO800、8分露出×7枚コンポジット(彗星位置基準)

撮影地:自宅観測室(岩手県洋野町大野)
コメント:
 天気に恵まれず、10月末に1度肉眼&双眼鏡で見ただけで、なかなか撮影できずにいました。イオンの尾も発達してきて彗星らしい姿になってきたようです。
 EM-200B赤道儀は1998年の転倒後、ガタのため物置の肥やしと化していましたが、K-ASTECさんで修理&オーバーホール、モーター交換による高速化、PC自動導入対応コントローラー化をしていただいて9年ぶりに復活しました。
11/5 ホームズ彗星とカリフォルニア星雲(50mmレンズ)
2007.11.5 1h24m〜30m
高橋製作所EM-200B赤道儀にて自動追尾
Ai Nikkor 50mmF1.4→F2.8
ISO800、3分露出×2枚コンポジット(恒星位置基準)

撮影地:自宅観測室

11/8 (504mm直焦点)
2007.11.8 0h51m〜1h19m
高橋製作所EM-200B赤道儀にて自動追尾
PENTAX105SDHF+RC0.72×(合成504mmF4.8)
ISO800、8分露出×3枚コンポジット(彗星位置基準)

撮影地:自宅観測室
コメント:
 11月4日と比べると、だいぶ透明度が悪く、青いイオンの尾は期待していたほど写りませんでした。時折雲が発生する生憎の天気で、撮影枚数も3枚だったので強力な画像処理ができませんでした。しかしコマ(頭部)が大きくなってきていることがわかります。
頭部のアップ
2007.11.8 0h25m〜0h40m
PENTAX105SDHF+RC0.72×(合成504mmF4.8)
ISO200、15秒露出×16枚コンポジット、4×4ソフトビニング

右画像はローテショナル・グラディエント処理をしたもので、核からのジェットがかろうじて抽出できました。
(この画像は拡大しません)

11/14 (504mm直焦点)
2007.11.14 0h33m〜44m
高橋製作所EM-200B赤道儀にて自動追尾
PENTAX105SDHF+RC0.72×(合成504mmF4.8)
4分・2.5分・30秒(ISO1600)・30秒露出(ISO200)の4枚コンポジット(恒星位置基準)

撮影地:自宅観測室
コメント:
直径は大きくなりましたが、青いコマやイオンの尾はなくなってきたようです。
段階露出で中心部がつぶれないようにしています。

11/18 (280mm直焦点)
2007.11.18 3h28m〜4h10m
ビクセンスーパーポラリス赤道儀にて自動追尾
自作8cmアクロマート屈折(f440mm F5.5)+自作レデューサー(合成280mmF3.5)
ISO200(3分のみ1600)、ダーク減算(3分のみ)
15秒・30秒・1分露出×各2枚コンポジット、2分・3分露出×各4枚コンポジット(恒星位置基準)

撮影地:自宅ベランダ(岩手県洋野町大野)
コメント:
 雨が降ったり止んだりの安定しない天気のため、観測室の屋根を開けられず、ベランダでサブの機材を使って撮影しました。
 遠雷が時折光っていて透明度もいまいちの為、淡い部分を表現するをはあきらめて段階露出で中心部がつぶれないようにしてみました。
 使った鏡筒はケンコー光学のアウトレットレンズを使って現在製作途中のもので、以前105SDHFで使っていたこともあるジャンクレデューサーを併用していますが、なかなか相性が良く、アクロマートのF3.5としては色収差もあまり目立ちません。自作望遠鏡としては初めて光学設計ソフト(POPS)を使って設計してみましたが、レンズの最適な間隔を決めるのに試行錯誤で試写を繰り返す必要がなくなり、大変助かりました。

11/29 (180mmレンズ)
2007.11.29 19h50m〜20h07m
ビクセンスーパーポラリス赤道儀にて自動追尾
Ai Nikkor ED180mmF2.8S開放
ISO400
2分×4枚、3分露出×1枚、計5枚コンポジット(恒星位置基準)

撮影地:大和の丘森林公園(岩手県洋野町種市)
コメント:
月明かりがなくなりましたが、漁火が非常に明るく、かなりカブってしまいました。
11/29 (135mmレンズ)
Nikkor-Q Auto 135mmF3.5開放
露出時間不明

コメント:
中古ジャンク品で手に入れた40年近く前のものと思われるレンズでの撮影です。周辺でコマ収差が出ますが青ハロが綺麗でいい感じだと思います。

12/16  (280mm直焦点)
2007.12.16 1h50m〜2h09m
高橋製作所EM-200B赤道儀にて自動追尾
自作8cmアクロマート屈折(f440mm F5.5)+自作レデューサー(合成280mmF3.5)
ISO1600
4分露出×4枚コンポジット(恒星位置基準)
LPS-P1、W2フィルター使用
簡易フラット補正

撮影地:自宅観測室
コメント:
11月18日と同じ光学系ですが、約1ヶ月でかなり大きくなったのがわかります。
色収差低減のためフィルター2枚を使用しました。

1/3  (255mm直焦点)
2008.1.3 1h19m〜31m
ビクセンスーパーポラリス赤道儀にて自動追尾
自作6cmアクロマート屈折(f300mm F5)+BORGレデューサー0.85×DG【7885】(合成255mmF4.25)
ISO1600
5分露出×2枚コンポジット(恒星位置基準)
LPS-P1、W2フィルター使用
簡易フラット補正

撮影地:自宅ベランダ
コメント:
遅い時間の撮影で低空のため写りが悪いのもありますが、12月と比べると非常に淡くなりました。2回目のバーストに期待したいものです。下側が赤っぽいのは光害の影響です。
6cmアクロマートレンズは、スコープタウンより購入したもので2,280円と格安ですが、BORGのレデューサーと組み合わせると色収差が少なくなり、周辺まで良好な星像となります。ただ4面のうち1面のみシングルコーティングなので、光量損失は結構大きく、計算上の実効F値は4.5ぐらいになります。

1/5  (255mm直焦点)
2008.1.5 0h01m〜15m
高橋製作所EM-200B赤道儀にて自動追尾
自作6cmアクロマート屈折(f300mm F5)+BORGレデューサー0.85×DG【7885】(合成255mmF4.25)
ISO1600
5分、8分露出の2枚コンポジット(恒星位置基準)
LPS-P1、W2フィルター使用
簡易フラット補正

撮影地:自宅観測室
コメント:
右下の明るい星がアルゴルです。2日前よりは少し早く撮影にかかれたので少し写りが良く、肉眼でも淡い小さな雲のように見えました。

3/7  (180mmレンズ・拡大しません)
2008.3.7 20h39m〜48m
ビクセンスーパーポラリス赤道儀にて自動追尾
Ai Nikkor ED180mmF2.8S開放
ISO1600
2分露出×2枚コンポジット(恒星位置基準)
簡易フラット補正
4×4ソフトビニング後縮小

撮影地:自宅ベランダ
コメント:
カリフォルニア星雲との接近の様子です。このレンズは開放では中央集光が目立ちます。

3/8  212mm直焦点・拡大しません)
2008.3.8 20h49m〜21h14m
ビクセンスーパーポラリス赤道儀にて自動追尾
ミニボーグ50 アクロマート屈折(f250mm F5)+BORGレデューサー0.85×DG【7885】(合成212.5mmF4.25)
ISO1600
5分露出×2枚、8分露出×2枚、計4枚コンポジット(恒星位置基準)
LPS-P1、W2フィルター使用
簡易フラット補正
4×4ソフトビニング後縮小

撮影地:自宅ベランダ
コメント:
前日の撮影ではカブリがひどかったので、光害カットフィルターが使えるミニボーグを使いました。星雲の写りは良くなったものの、彗星の光も光害とともにカットされてしまったようです。また、風が強くガイドが流れてしまったのと画像が荒れていたので、縮小画像のみです。

共通データ
カメラ:FinePix S2Pro(CCD-RAW)
ダーク減算、4×4ソフトビニング、トリミング、トーンカーブ修正などステライメージ5にて画像処理
左を北にしています。


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