帝国データバンクによりますと、仙台市本社の(株)セレーノは、10月12日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したということです。
当社は、1989年(平成元年)11月に設立した分譲マンション販売、不動産仲介・売買業者。総戸数30〜40戸の中・小規模マンションに強みを発揮し、「セレーノ」のブランドで分譲マンションを販売。仙台市内及び近郊地区を中心に、福島市、山形市などでも展開し、折からの仙台市内におけるマンションブームにも乗り、2007年9月期の年売上高は前期比約5割増となる約58億5200万円を計上していた。
しかし、マンション建設増加にともない、土地取得代金や工事代金などの資金需要が増加し、金融機関からの借入金が膨らんでいたうえ、同業他社との競争激化や建築資材高騰の影響を受けて収益性も低迷し、財務内容は脆弱となっていた。
また、2006年から2007年にかけての仙台市中心部における不動産ミニバブル(積極的なファンド等の投資による不動産価格の高騰や建設ラッシュ)により、マンションは供給過剰に陥っていた。そのうえ、2008年に入り、サブプライムローン問題の影響にともないミニバブルが崩壊、マンション市況は値引き合戦が激しくなるなど急激な悪化を余儀なくされ、2009年9月期の年売上高は約27億1200万円にまで落ち込み、大幅な当期純損失を計上、債務超過に転落していた。
その後も、消費マインドの冷え込みにともない分譲マンションの販売不振が深刻化し、金融機関やゼネコンへの支払いも滞るなど資金繰りはひっ迫していた。このため、社有不動産の売却や従業員の削減、給与の減額等を実施し、在庫販売に注力していたが、ここに来て給与の支払いも困難となり事業継続を断念、今回の事態となった。
負債は2010年6月末時点で約38億9400万円であるが、変動している可能性がある。
(ソース 帝国データバンク http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3363.html)
※仙台では知名度があるマンション分譲業者だったようです。サブプライムローン問題のミニバブル崩壊の影響が大きすぎたのでしょうか。
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