2009年土曜講座プログラム

6月6日(土) 第1回

 住民の選択〜地域医療を考える〜 


 
医 師偏在による医師不足が深刻な事態となり、公立病院・診療所の閉鎖が相次ぎ、地域医療は危機的状況にあります。救急患者が診療を受け入れられずに死亡する 事態すら生じています。日本列島は医療崩壊であると報じられています。医師の地域偏在・診療科目の偏在はどこに原因があるのでしょうか。

 地域医療の危機をいかにして打開するのでしょうか。厚労省の法制度是正、道庁の地域医療整備をただ待っているだけでは目前の事態は解決しませ ん。役場・市役所任せにせず住民自身が考えなくてはなりません。そもそも地域医療とはどのようなことなのでしょうか。開業医と勤務医との地域連携はいかに すれば可能になるのでしょうか。診療所と専門病院との連携の仕組みをいかにして創出するのでしょうか。

10:00−11:15 報告「地域医療とは何か ― 高年齢者も安心して暮らせるまち」

            村上 智彦(医療法人財団夕張希望の杜理事長)

11:15−12:00 報告「奈井江町の地域連携・医師連携の現状と課題」

            小澤 敏博(奈井江町立国民健康保険病院事務長)

13:00−13:30 論点提起 田村 裕昭(勤医協中央病院院長)

13:30−15:45 討論(司会:森 啓 ―北海道地方自治土曜講座実行委員長)

           北 良治(奈井江町長)・田村 裕昭(勤医協中央病院院長)

           永森 克志 (夕張医療センター医師)・菊澤 敦(道保健医療局医師確保推進室長)

15:45−16:30 総括討論 医師・行政・市民 

7 月11日(土) 第2回 

 第二期分権改革と自治のこれから  

 地 方分権改革推進委員会は近く最終勧告を政府に提出し、これを受けて年内にも地方分権改革推進計画の策定と新しい地方分権一括法案の作成が予定されておりま す。「地域住民の自己決定権の拡充」を目指して分権改革の取り組みが始まり、平成12年に地方分権一括法が施行されてから10年。この間、日本の地方自治 はどう変ったのか。残された課題は何か。第二期分権改革に期待するものは何かを一緒に考えたいと思います。

10:00−11:00 講演「分権改革と地方自治―北海道を中心に―」 神原 勝(北海学園大学教授)

11:00−12:00 報告「第二期分権改革に期待するもの」

           1 前川 克彦(北海道総合政策部参事監)

           2 中島 興世(恵庭市長)

13:00−14:20 講演「第二期分権改革が目指すもの」 宮脇 淳(北海道大学教授)

14:20−16:00 討論「第二期分権改革の課題と展望」司会:川村 喜芳(地方自治土曜講座実行委員)  

8 月22日(土) 第3回

 議会は変わるか?−議会改革の諸問題ー 

 「夕張問題」においてはもとより、地方制度調査会等の議論においても「議会」改革が話題になっています。また、地方分権の進展に伴い議会の役割は いっそう重要になっていると言えるでしょう。しかし一方、首長の存在、活発化するNPO活動等に挟まれ議会の地位は安定していないように見えます。議会自 らの改革が求められていないでしょうか?

10:00−11:00 講演「議会をめぐる近時の法改正と地制調での議論の方向性」

            大西有二(北海学園大学法学部教授)

11:00−12:00 講演「議会基本条例の制定など、近時の議会改革の諸相」

            福士明(北海学園大学法学部教授)

13:00−13:30 講演「NPO活動と議会」 樽見弘紀(北海学園大学法学部教授)

13:30−14:00 報告「政務調査費など」 山下 浩(NPO法人リンカーンフォーラム北海道代表理事)

14:10−15:00 報告「議員諸氏による現状報告」

            原田裕(北海道議会)・林 かづき(江別市議会)・ 宮下裕美子(月形町議会)

            松山哲男(登別市議会)・大渕紀夫(白老町議会)

15:00−16:00 質疑・会場討論 (司会:大西有二−地方自治土曜講座実行委員)

9月12日(土) 第4回 

 移住促進によるまちづくりの課題と可能性 


 
人 口流出や少子化による人口減少など道内市町村の多くで過疎化が進む中、積極的に移住・定住促進に取り組む自治体が増えてきています。移住先進地として注目 されている自治体の事例を参考に、自治体や民間の立場で関わっている人たちと一緒に、移住・定住促進施策の可能性や今後の課題などについて考えます。

10:00−10:40 報告「北海道から 新たな日本の笑顔をつくりませんか?〜人口減少社会における地域再生策を考えます〜」

           大山 慎介(北海道地域づくり支援局)

10:40−12:00 報告「移住・定住促進で元気なまちづくり」

           1 矢ノ目 俊之(東川町職員)

           2 清野 裕(伊達市企画財政部住んでみたいまちづくり課長)

13:00−13:40 報告「移住促進のために求められるもの」

           井餘田 浩司 (株式会社アップデート・伊達市移住コンシェルジェ)

13:50−16:00 質疑・討論

           コーディネーター:武田 るい子(清泉女学院短期大学 准教授)