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1.「虎歩」について
これまでにも紹介してまいりましたが、『医心方』の第12章に、「九法(きゅうほう)」という章があり、「九つの技法」についてのべられています。
9つの技法、すべてではありませんが、「ウテルスセックス」についてのものであります。
ここでは、その2番目の技法であります「虎歩(こほ)」について、のべたく存じます。
これも「Stage 10 九法ノ一 龍翻」とおなじく、『玄女経(げんじょきょう)』からの引用です。
そして、黄帝(こうてい)は玄女に技法を説明するように請(こ)いました。そのもうしのべている技法の説明のつづきであります。
「第二を虎歩(こほ)ともうします。
女を俯(ふ)せて俛(ふ)せさせます。尻を仰(あお)がせ、首を伏(ふ)せさせます。
男は、その後(うし)ろに跪(ひざまず)き、その腹(はら)を抱(いだ)きます。
それから、玉茎(ぎょくけい)を内(い)れ、中極(ちゅうきょく)を刺(さ)します。
務(つと)めて深密(しんみつ)に相(あい)薄(せま)り進退(しんたい)させます。
五八の数、行います。その度(ど)は、自(おの)ずから得ます。
女陰(にょいん)は閉(と)じて張(は)り、精液(せいえき)が外に溢(あふ)れます。
畢(おわ)って休息(きゅうそく)しますと、百病(ひゃくびょう)が発(はっ)さず、男は盛(さか)んさを益(ま)します」。
「第二番目は、虎歩ともうします。
女性をうつむきにふせさせます。女性のお尻をうえにもってこさせます。そして、首をしたにふせさせます。
男性は、女性の後ろにひざまずきます。そして、女性のお腹を抱きかかえます。
それから、ペニスを内(うち)にいれます。さらに、中極を刺します。
できるだけ深くぴったりと、たがいにからだを肉薄(にくはく)させ、そして前後させます。
五かける八の数、つまり、四十回、行います。その限度は、自然にわかります。
女陰は閉じてきて張ります。精液が外にあふれてきます。
おわって休息します。このようにしますと、もろもろの病気が発生しません。男性の精力はますますさかんになります」。
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2.第二ヲ虎歩ト曰ウ

(ここでの女性Figureは、Victoria4をベースにしたAery-Soul氏のAliceです。男性は、前ステージで登場したKojiです。纏足(てんそく)は、Shadeで作成し、小道具として足といれかえました。花以外の小物、背景は、Shade9での自作です。そのさい、表面素材などは、素材集から拝借いたしました。Poser7JとShade9をもちいました。Poser8もShade10も思ったように取りこんでくれないので、古いものをもちいました。)
第二を虎歩(こほ)ともうします。
九法の第二番目を、「虎歩(こほ)」ともうします。
槇氏は「虎歩(こほ)」は、「トラの歩く姿」という注をつけておられます。
女性がうつぶせになっている姿が、トラの歩く姿に似ているから、このような名称をつけたのでしょう。
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3.女ヲシテ俯俛セシム

女を俯(ふ)せて俛(ふ)せさせます。
女性をうつぶせに、伏せさせます。

女性にこのような体勢をとってもらうと、ウテルス(子宮)の向きは、かなり垂直に近い斜めとなります。
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4.尻ヲ仰ゲ、首ヲ伏セシム

尻を仰(あお)がせ、首を伏(ふ)せさせます。
女性の尻をうえにもってくるようにさせます。そして、首をしたへとふせにさせます。
したの図では、女性のからだを15度だけ、下へ傾けた状態のものをしめしています。ご覧になれば、わかっていただけるかと存じますが、ウテルス(子宮)の向きが垂直に近くなっています。
あとで本文にのべられていますように、「虎歩」はウテルスセックスであります。
女性が尻をあげ、頭をさげますと、「ステージ6 バックでのウテルスセックス」のところでものべましたように、ウテルス(子宮)の向きが垂直に近くなって、ウテルス(子宮)にペニスがはいりにくくなります。通常の子宮前屈のばあい、よほどペニスを垂直にいれないとはいりません。

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5.男、其ノ後ニ跪ス

男は、その後(うし)ろに跪(ひざまず)く。
男性は、女性のうしろにひざまずきます。
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6.其ノ腹ヲ抱ク

その腹(はら)を抱(いだ)きます。
それから、玉茎(ぎょくけい)を内(い)れます。
女性のお腹を抱きかかえます。
それから、ペニスを内(うち)にいれます。
ウテルス(子宮)が垂直近くになっているので、ここでもとの水平にもどします。
女性のお腹をしっかりとつかまえます。
そして、ペニスをいれます。

図で見ていただければ、わかりますように、ウテルス(子宮)の角度と、ペニスの角度があいません。
「ステージ6 バックでのウテルスセックス」のところでものべましたように、ウテルスセックスにもっていくためには、ペニスを斜めしたへ、ほぼ垂直近くにもっていく必要があります。
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7.玉茎ヲ内ニ中極ヲ刺ス

中極(ちゅうきょく)を刺(さ)します。
さらに、中極を刺します。
この「中極」がなにをさしているかは、あきらかでしょう。
すでにペニスを内(うち)、つまりワギナ(膣)にいれているわけであります。
そこから中心、極をめがけます。いれると表現せずに、刺すといっています。したがって、ウテルス(子宮)を刺すということになります。

このように、ペニスを斜めうえ方向にもっていく必要があります。イメージとしては、垂直近くにもっていくという感じです。
すると、ペニスと子宮口があって、角度からもいれることが不可能ではなくなります。

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8.相薄リテ進退セシメル

務(つと)めて深密(しんみつ)に相(あい)薄(せま)り進退(しんたい)させます。
五八の数、行います。その度(ど)は、自(おの)ずから得ます。
できるだけ深くぴったりと、たがいにからだを肉薄(にくはく)させ、そして前後させます。
五かける八の数、つまり、四十回、行います。その限度は、自然にわかります。
この状態で、深くぴったりとからだをくっつけて、前後させます。
前後をおおきくしすぎて、からだを離しますと、ペニスが「ウテルス(子宮)」から抜けてしまうことになります。
またもう一度、いれればよいだけですが、それよりもおおきく前後させないで、ぴったりとくっつけて小さめに前後させることをおすすめいたします。
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9.女陰閉張シ、精液外ニ溢ル

五八の数、行います。その度(ど)は、自(おの)ずから得ます。
女陰(にょいん)は閉(と)じて張(は)り、精液(せいえき)が外に溢(あふ)れます。
五かける八の数、つまり、四十回、行います。その限度は、自然にわかります。
女陰は閉じてきて張ります。精液が外にあふれてきます。
ここでは40回、おこなうといっています。とくにこの回数には、深い意味はないと思われます。
その限度は、自然にわかるということですから、40回というのはひとつの目安と考えてよいのではないでしょうか。
すると、女陰が「閉じてくる」といっています。ペニスが「ウテルス(子宮)」にはいっている状態ですから、女陰は「ウテルス(子宮)」をさしていると考えられます。
ウテルスセックスの経験からもうしまして、「ウテルス(子宮)」が収縮して閉まってくるということでしょう。
そして、「張る」ともいっています。これも「ウテルス(子宮)」が収縮して張ってくるということでしょう。
そのため、「精液が外にあふれる」とのことです。ここでの「精液」は、もちろん、男性の精液ではありません。
『医心方』は「接して洩らさず」の精神です。
「精液」は女性の愛液をさしており、それが外にあふれてくるということであります。
女性の愛液にも、すくなくとも3種類あると思われます。
ひとつは、性的興奮によって「ワギナ(膣)」のそばにあるバルトリン腺からでてくるねばい透明の液であります。
それから、女性によって、あるいは、性周期の時期によってちがいますが、白い粘液がでてくることがあります。
もうひとつは、性的興奮によってでてくるさらさらの透明の液であります。これは、『ステージ1.5 女性の性反応』のところでのべましたように、マスターズとジョンソンが「発汗現象」といったものであります。
最近のアダルト・ビデオといいますか、DVDでいわゆる「潮吹き」が当たり前のようにみられます。やはり、「尿道」から「潮」がでています。
「ワギナ(膣)」からでるのが、「発汗現象」の「汗」であります。おそらく性的興奮で、「膣粘膜」から「汗」が「浸みだしてくる」としか考えられません。
『ステージ1.5 女性の性反応』でもうしあげましたように、同様の「浸みだし」がすぐ反対側の「尿道」、あるいは「膀胱」におこってもなんら不思議ではありません。
これが「尿道」からでてくる「潮吹き」の正体ではないでしょうか。
ごく最近、インターネットのアダルト・サイトで、男性の「潮吹き」に相当するものをみたことがあります。
Sの女性が男性のペニスを興奮させ、射精にみちびきます。そのあと、さらにペニスをこすりつづけます。男性は「やめてください」と叫びます。しかし、女性はその手を休めません。
すると、男性のペニスの先から、透明な液体が、まるでおしっこのように、何度も何度も飛び出します。
興奮というレベルを越えているのでしょう。男性は「やめてください」と叫びつづけます。
女性は手を止めず、刺激しつづけます。透明な液体は飛び出しつづけます。
女性にあることは、やはり男性にもあると思われます。
性的興奮によって、男性の尿道か膀胱に「潮」が浸みだして、それが興奮とともにペニスからでるのでしょう。
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10.畢リテ休息ス

畢(おわ)って休息(きゅうそく)しますと、百病(ひゃくびょう)が発(はっ)さず、男は盛(さか)んさを益(ま)します。
おわって休息します。このようにしますと、もろもろの病気が発生しません。男性の精力はますますさかんになります。
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10.子宮後屈にたいするバックからのウテルスセックス
「虎歩」の記述はこれだけです。
ここで、これまでふれなかったのですが、「子宮後屈」の女性にたいしてバックからウテルスセックスをおこなうばあい、どのようになるかということについて、のべさせていただきます。
したの図は、「子宮後屈」のばあいに、バックの体位を女性にとってもらったときの位置関係をあらわしています。
これまでのうえの図では、「ウテルス(子宮)」は「前屈」ですので、お辞儀をしたように、下へ垂れさがる格好になります。
しかし、「子宮後屈」では、すこしはお辞儀をしていますが、ちょっとそっくりかえったような格好になります。

このような位置関係になっているときに、ペニスを「ワギナ(膣)」にいれると、つぎの図のようになります。
ここで注目していただきたいのは、「ウテルス(子宮)」の角度と、ペニスの角度がかなり一致しているということです。

うえの図のような状態で、素直にペニスをいれると、したの図のようになります。
みていただくとわかりますように、ペニスの先と「子宮口」が対面します。微妙に角度はずれますが、ほぼペニスと「ウテルス(子宮)」が合っています。

したの図は、うえとおなじ図を15度、傾けています。
わかりやすくいいますと、女性の頭を下にさげて、お尻を上にあげるという体勢をとってもらったものです。
すると、ペニスが水平の状態で、「ウテルス(子宮)」がほぼ水平になります。
もっと具体的にもうしあげますと、「子宮後屈」の女性では、バックで頭を下にさげてもらい、ペニスを水平にいれれば、ほぼ「ウテルス(子宮)」にいたるということであります。

したの図はもとの角度に戻して、ペニスを「ウテルス(子宮)」にいれたところです。

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by 健康胞子